The Union 忍
□ヒロインとのハグ
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荷物をルンルン気分でまとめ、
共演者、スタッフに「お疲れ様でしたァ!!」と大声であいさつを交わしてから
サスケにサイゼリヤに来いと言われたからそこへと向かう。
店内に入ればもうそいつは座席に座ってミネストローネをすすっていた。
サ「遅い。」
俺の姿を確認したサスケは一言そう言う。
ナ「いやいや、
急に呼び出しといてそれはねーだろ。」
サ「だって遅いじゃん。」
ナ「俺にも都合ってもんがあんの!!
…で、何の用だってばよ。」
サ「Please talk together.」
ナ「そこ英語にする必要あったのか…?」
サ「最近な、俺な、共演者が大人ばっかでな、日々がつまらなくなってきてると言うか、同年代男子との下ネタトークとかに餓えてるって言うか…」
ナ「おお…
マダラだっけ?主な共演者。
話とかしねーの?親戚だから気ぃあうはずだろ?」
サ「変な勘違いはよせ。
なんでもアイツ…口を開けば『今の政治はー』『管はー』とか、もう知らねェよ!!」
ナ「そっか…。サスケも政治にはニブいか。」
サ「その、俺を哀れむような表情はやめてくれ…。」
ナ「じゃあさw
下ネタかどうかは怪しいけど、一つ俺の自慢話してやるってばよw」
サ「何々?
頑張って下ネタに発展させてやるから遠慮なく話せ。」
ナ「頑張って下ネタにしてくれなくてもいいんだけど…。
…そう、で、俺、ずーっと夢だったサクラちゃんとのハグ、今日叶いましたーw」
サ「…ああ。」
ナ「え、何その白けた顔…。」
サ「え、あ、ごめん。
…それで…その後は?」
ナ「ん?終わりだけど…。」
サ「…は?」
ナ「え?」
サ「いや…それだけ?」
ナ「…お…おう。」
サ「え、じゃあ何お前。
サクラとハグできたくらいでテンション上げ上げなの?w
うわウブーw」
ナ「なっ//」
サ「いいか?俺なんてなァ、もう二回も三回もサクラとハグしてんだぜ?w」
ナ「え!?そんなに!?一体いつ!!」
サ「第一期をよーく見直して見ろ。
もう、ハンパねぇからw」
ナ「…くっそ!!ムカつく!!」
サ「アッハッハッ!!!
イケメンっつーのも困りどころだなまったく!!w」
ナ「発言がいちいちウゼェ…!!」
ウキウキ気分から、一気に腹立たしい気分に落とされた俺だった。
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終わり方微妙…。
今日はサイゼでドリンクだけでなくミネストローネをちゃんと頼んでいたプレイボーイでした。
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