Akastuki

□サソリ座の女。26
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『What's 愛??』



蠍「お前ら…愛って具体的にどんなかわかるか?」

デ「旦那が、餓えているもの。」

蠍「そーゆー個人的な具体さは求めてねぇ。
もっとこう、パブリックな感じで説明するとどうなるかって聞いてんだ。」

ナ「どうしたんだってばよ、急に。」

サ「気持ちわりぃ…。」

蠍「リアルに吐きそうな顔すんじゃねぇ失礼だな!!
べつにこれは俺の頭がどうかしたってわけじゃなく、」

デ「旦那の頭はいつもどうかしてる、うん。」

蠍「してねーよ!!それはお前だろ!!
じゃなくて、チヨバアだ!!あの人が昨日突然『愛とは何だ』ってメールよこしてきたんだよ!!」

イ「あっ…アルツハイマーですか…。」

ナ「ついに…。」

サ「店長、ちゃんと介護してやれよ…?間違っても施設にいれるな。」

蠍「ああ。それは普段から心に決めてる。
…じゃなくて!!別にチヨバアアルツじゃねーし!!もはや一人暮らしさせとくれって俺の手助け拒否しやがるほどだし!!」

ナ「じゃあ何だよその…愛がどうのってメール送られてきた理由は。」

蠍「うーん…俺もはっきりとはわからないんだが…
突き詰めて聞いてみると、どうやらフェイスブック上で誰かに口説かれてるらしいんだ。
なんか、愛してるって連呼してくるらしい…。」

デ「へー…軽くストーカーだな、うん。」

イ「確かに…ちょっと危ないな。」

サ「つかそれ、カブトじゃね?」

ナ「あ、それ俺も思った。
なんかアイツ、前チヨバア口説き落とすって店長に脅しかけてたじゃん。」

サ「店長、アノヤロウになんかやったか?」

蠍「いや…俺もそのカブト説が頭をかすめたんだが…
特に俺、アイツに無礼講は働いてないぞ?」

デ「無意識のうちにやっちまったとか…?」

蠍「うわっ…それは質の悪い…。」

イ「もはや店長は、存在自体が無礼講みたいなもんだからな。」

蠍「おめーに一番言われたくねーよそーゆーの!!
この変態ブラコン野郎が!!」

サ「お!!店長よく言った!!」

ナ「んー…でも愛かぁ…愛って何なんだろうな、マジで。」

サ「ナルトお前っ…施設行くか…?」

ナ「行かねーよ!!
俺どこもおかしくねーし!!」

蠍「あー…でもマジで。九尾みたくほかの奴らも考えてくれ。チヨバア、ガチで愛について悩みまくってるみてーだからよ。」

デ「そんなにか…?」

ナ「なんか若い俺らよりもそーゆー系は年配の人のほうが悟ってそうなんだけどな。」

蠍「悟ってんのはフツーの愛だろ。
最近になってできたネット版愛についてはさらさらなんじゃね?」

イ「世の中なんでもデジタルですもんね。
ケータイが扱えなくてやになってしまう…。」

サ「それは慣れろジジイ。」

ナ「うーん…愛か…
やっぱりこー、改めて真剣に考えるとなると難しいってばよ。」

デ「旦那は?
どう考える?うん。」

蠍「あ?最初に俺が答えんのかよ。
つーか、俺にちゃんとした愛の定義があったらとっくにチヨバアに返信してるっつの!!
俺もわかんねーからこの場に持ち込みしてんだろうが!!」

ナ「恋の…その向こう側…。」

蠍「は?何お前。」

ナ「うわっ何だその蔑みの目!!
定義だよ!!愛の定義!!」

蠍「ああ…
言い方的にはぽいが…何か…ぼんやりしてるな。」

ナ「うっ…
じゃあ何だ…!?彼氏彼女の…その先…?」

蠍「言い方違うけどニュアンスは一緒だよ!!」

イ「というかなんか…その表現は…エロティスティックですね。(にやける)」

サ「やだ隣のロン毛!!」

蠍「イタチお前はもうこれ以上口開くな。
放送コード引っかかりそうな単語連発しそうだからな。」

イ「し、しませんよ!!
てか、放送コードってなんですか!?放送されてんですかこれ!!
地域ですか!?それとも全国!?」

サ「うるせーな。放送されてもされなくてもヤバいよお前は…。」

蠍「イタチ弟はどうよ。愛の定義。」

デ「何か得意そうだ。うん。」

サ「…え、ああまあな
そーいったことは常日頃からちゃんと考えてる。」

蠍「おっホントか!?
じゃあ日頃考えた成果を聞かせてくれ!!
…お前にとって、愛とは、」

サ「セックスだ。(どや顔)」

蠍「…うん、わかった。よくわかった。てか、大体そんな答えしか返ってこねーんだろうなとは薄々気づいてた。
すまん。お前に答えるよう促した俺がバカだった。」

デ「旦那!!旦那は悪くねぇ!!落ち込むな!!」

ナ「つーかさ、やっぱりお前らって兄弟なんだな。
考えることが同じだってばよ。」

サ「違う!!俺らは兄弟じゃない!!」

イ「えっ!?そこから否定するのかサスケ!!大胆…!!」

蠍「イタチ。(口を閉じろのジェスチャー)」

イ「いや、しかしですね!!
さすがに愛=セックスの思考とは一緒にされたくないです!!」

蠍「なんだお前は。
愛はセックスの考えの持ち主じゃないのか。」

イ「それは弟です!!俺じゃありません!!
俺にとって愛とは、持ちつ持たれつの関係…そう、弟です!!
愛=サスケです!!」

蠍「はい、イタチそれ以上はもういい。」

イ「…なんと!!」

サ「え、ちょ、待てよ。
セックスはどうなんだよ。このままだとセックス=愛=俺で、俺とセックスが同等になっちまう…!!」

蠍「同等でも全然違和感ねーけどなww
…つーか、イタチ弟、お前ももう口開くな。セックス言いすぎ。どんだけ連発してんだテメェ。
見ろよ。お前のせいで隣の金髪チビが変な妄想して顔真っ赤じゃねーかよ。」

ナ「(手で顔を覆い)どうしよう…///」

サ「ピュアだなぁ、この程度で。
帰りにエロ本貸してやるよ。」

デ「火に油…!!」

イ「サスケッ…!!エロ本なんて持ってんのかお前!!」

サ「俺だって高校生だ!!
もってない方がおかしい!!」

蠍「あーもう兄弟喧嘩はやめろめんどくさい!!
ってかまじで!!リアルに!!お前ら愛についてもっとマジメに考えてくれ!!
頼むよ!!チヨバアのためにもよぉ!!」

デ「つってもだな…これは難しい。うん。」

ナ「愛よりもまず…恋を実らせたことすらねぇし…。」

デ「大丈夫だ。オイラなんて、恋をしたことすらねぇ…うん。」

蠍「悲しい奴らだな…。」

イ「フッ…店長もでしょう?泪

サ「35にもなって…チェリーボーイか?(笑)」

蠍「あーくそっ!!
うちは兄弟マジ黙れ!!マジむかつくよ!!ちょっとモテるからって上から物言ってきやがって…!!」

サ「ちょっとどころじゃないし俺。かなりモテるし。」

蠍「知らん!!黙れ!!」


愛についての話し合いが泥沼化してゆくBARサソリ座の女店内。

店主の黒髪兄弟への憎しみが増す中、
突然BARの扉が開いて、一人の客が店内に入ってきた。


大「おっつー☆」


近所でカフェとBAR兼用の店を開いている大蛇丸だった。


蠍「うわっ…!!
うちはと同じくらいウザイ奴来ちゃったよなんか!!」

サ「おいこらテメェ!!何しに来やがった!!」

イ「今すぐ新宿二丁目に帰って下さい!!」

大「まっ…来店早々なにこの罵声シャワー。」

蠍「おいお前、マジで何しに来たんだ…?
からかいか?俺の店が繁盛してないからってからかいに来たのか…?
サイテーだな。」

大「やだ何もー。そんなに敵視しなくたっていいじゃない。
せっかく今日かわいい置物買ってきたからあなたにあげようかと思ってたのに…。」

蠍「え…何だ、プレゼント…?(すごく嫌そうな顔)」

大「そーう巣vレゼント
(と、手に持っていた大量の紙袋の中の1つから物を取り出す)…じゃーん!!サボテンのサボちゃん促

ナ「サボちゃん…。」

デ「…メスか、うん。」

蠍「サボテンにメスもオスもねーよ。
てか何だよサボテンって!!別に俺頼んでねーし、もっと良い植物チョイスもあっただろ!!」

大「あら、私は十分ここにあうと思ってサボちゃんを選んだのよ?」

蠍「はぁ?このBARのどこにサボテン要素があるってんだ!!」

大「んー…砂漠のような、何もない、人も少ない、殺風景なところかしら?促

蠍「やっぱからかいに来たんだろ…!!帰れこのカマヤロウ!!」

大「あ、ひどーい。
それがプレゼントしてあげた相手に対するあなたの返事〜?」

蠍「なんだ恩着せがましい…!!」

大「フフ促

蠍「フフじゃねーよ!!」

ナ「…なぁ、」


オカマとチビ店長の少々かみ合ってないような気もする生産性のまるでない会話がダラダラと続いていくのかと思いきや、

突如その間に入ってきた一人の青年の呼びかけ。


蠍「あ゙?何だ小僧。」

ナ「愛ってさ、何だと思う…?」

デ「お前まだそれ考えてたのか!?」

ナ「ずっと考えてたってばよ…。
(大蛇丸に)…何だと思う?」

大「え、私!?
ちょ、どうしましょう//こーゆーのってストレートタイプのアプローチに分類していいのかしら!?(サスケに)ねぇ!?」

サ「何で俺の顔見てくんだよキモイな、あっち向けよ。」

大「こ、こーゆー場合、何て返事したらいいの!?
愛はあなたよ早cとか、そんなんでいいの!?」

ナ「その回答だけはやめてくれ!!俺=セックス•サスケになっちまうから!!」

サ「え、何だよセックス•サスケって!!
名前みたく言うんじゃねーよ定着しそうだから!!」

蠍「OK、広めとく。」

サ「やめろ!!」

大「…?サスケくん改名したの?」

サ「してねーよ!!」

蠍「アレだほら…アンタが店くる前まで愛とはなんだっつー会議してたんだよ。
それの余韻、みたいな。」

大「へー、サソリ…あなたもディープな話題提供をお客さんに出来るようになったのね。」

蠍「はっ…いつもしてるし。」

大「で、何?愛とは何か?」

ナ「おう。
なかなかぱっとした答えが出なくて…。このままじゃ気になって絶対夜眠れねーよ。」

サ「それほどか?
俺のはかなりいい感じだったんだけどな。」

蠍「(嘲)どこが。」

大「愛ねぇ…確かに考えるのはまだ若いあなたたちには少し難しいかもしれないわね。
…そうねぇ、簡単に言っちゃうと、アレね、」

蠍(絶対サスケ並みの答えしか出てこないぞ、と意気込む顔)

大「自分よりも相手の方が大事だって思えた時に、生まれるもの何じゃないかしら…?」

蠍「フッ…ほら…(ツッコもうとして)…アンタ…!!(やめる)」

大「ん?」

蠍「いつからそんな…しっかりした考え方を…!?
俺はてっきり、若い男子とか、男のボディとか、そういう下らないものが返ってくるかとばかり…!!」

大「うふふ
女って50年くらい生きると、大体こんな感じになってくるものよ?」

デ「まぁ…女じゃねーけどな、うん。」

大「やだちょっとそれ禁句ー促

蠍「ああでもこれで、チヨバアにちゃんとした返信ができる…!!」

ナ「よかった!!」








後日、チヨバアは相手からの「愛してるメール」の猛攻撃になんて返事をしたらよいか戸惑って、返事しないでいたら、
相手はふられたと思ったらしく、チヨバアから手を引いていったらしいと、店長は語った。







‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

ひさびさのサソリ座の女でした!!

長らく、彼らの会話シーンの妄想とかしていなかったので、
久々に5人と触れ合ってみると、なんかぎこちない感じがします。

まるで超久々に再会した友達との会話のよう…!!

とりあえず、ここまで読んで下さってありがとうございますm(_ _)m

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