Akastuki

□サソリ座の女。May 5
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『5月5日』



ゴールデンウイーク最終日、
午後7時頃。



ゴールデンウイーク中だったにも関わらず、客足がいつもと変わらなかったBARサソリ座の女店内には
いつもと変わらぬ5人がいた。



その中で1人、異常にテンションが上がっている青年がいる。



そう、

本日誕生日の喝・デイダラであった。




蠍「(神妙な面もち)お前らさ、
何でゴールデンウイーク前半の4月29日から5月1日まで店に来なかった?
すごーく俺、寂しかったんだけど。」

イ「あ、えーと、それは…」

サ「NARUTO主要メンバーで温泉旅行に行っていたからです。」

ナ「in伊豆。」

蠍「何ッ!?
ま…まさか俺を置いていったのか!?
俺を誘わないで、伊豆に行ったのか!?
いじめか!?」

ナ「え、だって…店長主要メンバーじゃねーじゃん。」

蠍「主要だよ!!バリバリ主要!!
もう主役の座についてもいいんじゃないかってくらい主要!!」

サ「自意識過剰だ。」

蠍「何だって!?」

ナ「もーいーじゃん店長〜。
悪かったって。次から誘ってあげるからさ、ブーブー言うなってばよ〜。」

蠍「何だその上から目線!!相変わらずムカつく!!」

サ「まーまーまー。静まれ。」

蠍「新しい言い方だなッムカつくのは変わりないけどッ
っつーかッ、何故俺は主要キャラと見なされなくて、代わりにイタチが主要キャラ扱いされてんだよッ
まずそこから疑問!!」

イ「えっと…」

サ「(兄の背中をたたき)コイツは俺の親族だから。」

蠍「そんな理由!?
てか、デイダラ、お前もゴールデン前半いなかったよなァ!!
まさかお前も伊豆へ…!?」

サ「俺とハツレツな共演を果たしたからな。」

蠍「行ったのか裏切り者…!!」

デ「す、すみません…。
ってゆーか、あの、ぶっちゃけ伊豆行ったとか、誘われなかったとか、主要メンバーだそうじゃないだ、すっごくどーでもいいんだよ。うん。」

蠍「は?」

デ「オイラが気にしてもらいたいのは、他でもない、今日のことで…」

ナ「今日って…何日?」

サ「5月5日。」

イ「子供の日だなw」

蠍「あっ、今日中にこいのぼりかたしとかなきゃ…!!
婿に行けなくなるッ」

デ「旦那、その伝説は雛祭りの方…
って、違う!!5月5日は子供の日であってるけど違う!!そこじゃない!!」

サ「じゃーなんだよめんどくせーなァ…。」

デ「シビアだなテメェ…。」

ナ「あれか?なんかいいことでも?」

イ「まさか、彼女とのお付き合いスタート記念日!?」

サ「え!?マジで!?」

ナ「帰れお前!!彼女のところに行けッ」

デ「違ーうッそれでもなーいッ
つーかオイラに彼女なんかできなーいッ」

蠍「さらっと寂しいこと言うなよな。
あれだろお前…あの…」

デ「お、何々旦那!!(輝きフェイス)」

蠍「仕事先見つかったぞ記念日。」

デ「それもそれで嬉しいけど違うッ」

蠍「なんだ違うのか。(安心した顔)」

デ「何だそのほっとしたような表情!!」

サ「失業一周年!!」

デ「嫌な一周年記念だな!!しかも違うし!!」

イ「まさか彼女との婚約記念日!?」

サ「なっ!?」

デ「イタチの旦那はまだ彼女ネタ引っ張るかッ」

サ「お前、婚約指輪ちょっと貸せや。
破棄してやる。」

デ「やめろよ!!
てか婚約なんかしてねーからッ彼女すらいねーしッうんッ」

サ「(笑)だよなw」

デ「納得するなッ」

ナ「あ、もしかしてアレか?」

デ「何…どーせまた違う答え言うんだろ?九尾だし。」

ナ「…誕生日だった?」

デ「…きゅ…九尾!!」

ナ「あ、違う?」

デ「あってます!!
というか何だよ!!何でこの4人のなかでオイラとの共演歴が一番薄い九尾が当てちゃうんだよ!!
ちょ…サソリの旦那!!さすがにアンタはオイラの誕生日覚えててくれてると思ってたぜ!?
なのに残念だ!!うん!!」

蠍「あのな…若者よ…。
オジサンは、そーいうこまかーいの、事前に言っといてくれなきゃ分からないんだよ…。」

デ「じゃあ今日から毎年、手帳の5月5日欄にデイダラB-dayって書いとけ!!」

蠍「めんどくさっ
女子じゃねーんだし書かねーよ。」

デ「覚える気ないだろオッサン!!」

蠍「そうだな。ないな。」

デ「ヒドッ」


すると、突然客4人に背を向け、何かを手に取る店長。


蠍「…と、言っときながら、
実はちゃんと覚えてましたパターン。(ダイソーの袋を見せる)」

デ「え…!!旦那…!!」

蠍「っていう演出、レディにやったら効くかな?
デイダラがなんとなく涙目だからレディにやったらもっと号泣されるかな?ww」

ナ「どんな思考だよ!!」

イ「店長その…ダイソーの袋は…誕プレか?」

蠍「それ以外に何がある。」

サ「安上がり。」

蠍「人気なお前らとは違うの俺は。
それに大丈夫。デイダラ目ぇ輝かせてるから。」

イ「そういう問題なのか…?」

デ「いや、あのオイラ別に、旦那が誕生日覚えててくれてただけでもう満足っていうかッ
別にサソリの旦那のことだから誕プレなんて買ってくれねーだろとか思ってたのにッ
だからダイソーでも全然構わないっつーかッ」

蠍「おーそうかよしよし。
な?世界一のジェントルマンなこの俺が、
相方の誕生日忘れるわけねーだろ?
女の次の次の次の次くらいに大事なんだから。」

ナ「次の次の…結構後の方だな。」

蠍「そこ気にしちゃいかん。(デイダラにダイソーの袋を渡す)」

デ「(受け取った袋をあさりながら)え、何なんですか誕プレって一体w」

蠍(笑)

デ「(袋の中身を確認して)うわーwシュシュだーwmade in Chinaって書いてあるぅ旦那ありがとって、
いるかァァァァ!!!(投げつけ)」

蠍「中国のどこが悪い!!」

デ「そこじゃねーよ!!」





‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

オチ微妙ですがこの辺まで。
テスト中だったとはいえ、遅れちゃってごめんなさい!!
デイダラhappy birthday!!

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