Akastuki

□サソリ座の女。23
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『イタチの復活!?』




緑も深まる5月上旬。


BARサソリ座の女はいつも通り開店中。




蠍「暇だ。」

デ「客目の前にしてそりゃねーだろ旦那。」

蠍「旦那じゃないマスターだ。
…あー、久々だ、このセリフ。」

ナ「なんかレクリエーションしない?w」

蠍「黙れ九尾。
学生のお前は勉強しろ。」

サ「あの…兄がいないんだけど…。」

蠍「しらねーよ、俺に聞くなよ。
アイツならどっかで交通事故にあってんじゃね?
もしくは山手線で人身事故。」

デ「何故山手線にしぼった…?」

サ「あーまー、交通事故なら別にいーんだけど、」

ナ「いやよくないだろ。」

サ「人身事故はなぁ、ちょっと…。
電車遅れさせた分の損害賠償金払うの遺族だからさ…。」

デ「へー、そうなんだ。」

サ「ただでさえアイツニートで、食費代とか俺が払ってやってんのに、
さらにアイツのために損害賠償払わなきゃならないのが不服だ。」

蠍「うん、一理あるぞ。」

サ「お前に何がわかる。」


と、そこに店のドアが勢いよく開く。

同時にイタチが輝いた顔で店内に入ってきた。


イ「や…やりましたよ店長!!
俺…俺…生き返りました!!」

ナ「うわ、人身事故あってなかった!!」

デ「え、ちょい待て…。
人身事故で死んでから、また蘇ったのか…?うん。」

イ「ん?人身事故…?一体何の話だ。」

蠍「おいイタチ。お前、なんでそんなキラッキラなんだよ。」

イ「だからあのッ、4月28日と5月5日のOA見ました!?
俺、生き返ったんですよ!!」

サ「生き返ってはないだろ。
ぶっちゃけ、俺の幻術の一部として出てきただけだろ。」

蠍「はァ!?お前何一足先に殉職組卒業生になってんだよ!!」

イ「アハハハハ…

デ「ハートマークうぜぇッ」

サ「ま、30秒くらいしか出てなかったけどな。」

蠍「何30秒!?
ショボ!!」

イ「仕事がないより全然マシです。
…と、いうことで俺、ちゃんとお給料貰ったんですよ!!ギャラですギャラ!!(自慢げに給料の入った封筒を皆に見せつける)」

ナ「あ、俺それの3倍くらい分厚いよ?封筒。」

イ「君は主役だからだろう。
分厚くて当然だ。
…さて、何に使おうかなこれを…漫画でも買おうかな…?(ウキウキ)」

サ「その前に兄貴。(片手をイタチに突きつける)
食費代…返せ?(さわやか過ぎる笑顔)」

イ「…はい。」




イタチの給料は一瞬にして散った。






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人身事故じゃなくてよかったです。←

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