Akastuki

□サソリの副業
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『サソリの副業』



デ「旦那、旦那はくぐつ、つまり人形の扱いが神的に上手いんだから、このBARで人形劇でもやったらどうだ?」



店長は、デイダラの助言で、
バーテンダーの副業として人形劇をすることにした。



蠍「バリエーションが超あるんだ。」


そうカウンターの中で自慢げに話すのはBARサソリ座の女店長、サソリ氏(35)


先日、相方のデイダラ(19)のアドバイスを受け、沢山の人形を作ってきたとのこと。



ナ「ふーん?
どんなパターンの人形劇?」

蠍「パターン…?」

ナ「ほら、人形劇っつっても色々あんじゃねーかよ。
紙に絵描いて切って割り箸くっつけて動かす系と、
指にはめて動かす系と、
パペットマペット系。」

イ「最後だけすごく具体的だな。」

蠍「ああ、そういうパターンね。
フン、その3つ、どれも低レベルだな。
俺は、上から人形を糸でつるして動かす系だ。
お前俺の戦闘シーン見てなかったのかよ。」

サ「ほう…。じゃあさっそくやってみろ。」

蠍「何だその俺を試すような目…。
俺をなめるなガキ。」


そう強め口調でいった店長。

カウンターの下にしゃがみ込んだかと思いきや、両手に一体ずつ、計2体の糸でぶら下がった人形を持ち出す。


蠍「(裏声)千鳥…!!
(裏声)螺旋手裏剣…!!
ドガァッ(←擬音語)」

ナ「俺とサスケじゃん。」

サ「戦ってる…。しかも動きがめっちゃリアルだ。
店長器用だな。」

蠍「手先はな。
でも生き方は不器用だぜ?」

デ「何カッコいいこと言ってんだよ、うん。」

蠍「まぁ焦るな。続きがある。
…主人公にやられたサスケ君は、故郷に連れていかれました。」

ナ「話が飛躍したッ!!」

蠍「at病院。
(裏声)サスケ…俺…お前のことが…」

サ「…。」

蠍「(裏声)大好きなんだ。あ、危ない方の意味で…。」

ナ「…。」

蠍「(裏声)ナルト…じ…実は俺も…!!
(裏声)マジで!?じゃあ俺たち両想い…!?
(裏声)う…うん!!」

2人「「…。」」

蠍「で、2人はお互いのファーストキスを…(2体の人形を近づける)」

2人「「見苦しいもん見せてんじゃねーよ!!!(ナルト→パンチ、サスケ→キック)」」

蠍「いたァッ…何攻撃してんだよ最強の人形師をッ!!」

ナ「そりゃしたくなるってばよ!!」

サ「アンタ、ガチでしばかれたいのか…?え?」

蠍「悪かったって…。」

イ「店長…今のは一体何だったんですか?」

蠍「世に言うナルサスって奴だな。」

ナ「どこの世の話をしてんだテメーは!!」

サ「二度とそんなもん見せんじゃねーぞ!?」

蠍「分かったよ…。
アレだろお前たち…。
ナルサスじゃなくてサスナルが良かったん」

2人「「(同時に店長の顔面にパンチ)そーゆー問題じゃねーよ。」」

蠍「(鼻血)いてーよコラァァ!!!二度も殴ってんじゃねーよ年上をよォォ!!」

ナ「次やったら本気で殺る…!!(指をバキボキと鳴らす)」

サ「アンタも35の若さで死にたくはねーよなァ?(黒い笑顔)」

蠍「だーもー、すみませんでしたァッ
そう言やいーんだろそう言やぁ!!」

ナ「絶対反省してねーよコイツ。」

サ「もうほっとけ。
…あ、じゃあ芸術コンビでさっきみたいな恋愛ストーリーやってみろよ。リクエストだ。」

デ「えー…オイラを巻き添えにするなよな…。」

ナ「サスケ、素晴らしいリクエストじゃんそれ。
…さー店長、己自身をボーイズラヴの世界へ葬ってみやがれ。」

蠍「…。(うつむいた後、カウンターの下に姿を消す)」

デ「ほらな。さすがに自分をキショイ感じには操れないだろ旦那も。
だってサソリの旦那もあー見えてちゃんと男気ってもんが」

蠍「(ひょっこり出て来て)いいよ?(真顔)」

デ「うぉい!!!」

蠍「(芸コンの人形を持って)デイダラ、声優よろしく。」

イ「お、なんかゴージャスだぞ!?」

デ「…嫌だっつったら?」

蠍「このリクエストされた人形劇で、ABCのCまで続ける。」

デ「声優、喜んで引き受けます…。(棒読み)」

蠍「決まりだな。」

デ「あの…告白シーンになったら切り上げてくれよ…?
それ以上はちょっとキツイもんがある…。」

蠍「弱音を吐くな。
これも一種の試練だ。」

デ「嫌な試練だな…うん。」

蠍「…と、言うことで、
暁インザワールド、サソリとデイダラの行く末…始まるぜ?」

ナ「タイトルなんかカッコいい…。」

蠍「イタチに魅せられた喝デイダラは芸術は爆発だとほざきつつも暁に入ってきました。
(地声で)こんな奴が俺の相方なのか…。なんだか不安だな。
世紀の美男子サソリは頭を抱えていました。
でも、頭を抱えながらも心の中ではこう思っていました。
(地声で)なんとかアイツのハートをイタチから奪えないものか…。」

デ「さっそく変な方向に持って行きやがったなコノヤロウ。」

蠍「声優は自分の役が回って来てないときは喋らない!!」

デ「ケッ…。」

蠍「悩んだ末、サソリはガツンと気持ちを伝えてみることにしました。」

サ「また話飛んだ…!?」


と、そこにBARの扉が開き、
何故かサクラといのが来店。


が、男陣、気づかず。


蠍「(地声・やや大きな声で)デイダラ!!好きだ!!あっちの意味で!!」

桜「え…。」

デ「(サソリに促され)え、あ、おう!!オイラもだ!!」

い(亜然)

蠍「(地声で)マ…マジでか!?ウソじゃないよな!?相方よ!!」

デ「うう嘘じゃねぇ…うん!!」

桜「…ちょっとアンタたち…キモイ。」

ナ「!?ゲッ…サクラちゃん…!?」

い「こーゆーのが趣味だったの…?引くわぁ…。」

デ「…なっ…ち、違う!!誤解だこれは!!」

蠍「そうだぞ!?
早まるなレディ…!!」

桜「せっかく女に餓えてるあなたたちの話し相手にでもなってやろうと思って来たのに…。」

い「とんだ場違いだったみたいね、あたし達。」

桜「ね。」

蠍「場違いちゃうぞ!?超嬉しい!!こっち来てトークしてくれ!!」

い「嫌よ。」

桜「店長なら今、愛人できたばっかりじゃない。
その子とお話でもしてあげたら?」

デ「愛人!?」


女子2人、外に出ていく。

出て行き際に、サクラは
「マスター、お幸せに」と嫌みごとを吐いて去って行った。


蠍「…なんか変な勘違いして帰ってったぞあおの2人…!!」

デ「まずいな、こりゃ…。」

ナ「ヘンッ。俺達でもてあそんだからだ店長。」

サ「罰が当たったんだ。」

蠍「チィ…クソー…
もういい!!(手持ちの二体を投げ出し、カウンターに女性人形だけを並べていく)
レッツ…GLの世界だ。」

ナ「お!!それはいいってばよ!!w」

サ「香燐出演希望…。」

蠍「1回の公演につき300円だ。」

ナ「金とんのかよ!!」










‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

腐の世界だとは知らず、その腐話をみて普通にギャグの一環として笑っている友達が学校に居ます。
…私もそんな純朴な子になりたい。

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