Akastuki

□サソリの憂鬱
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イ「ブフッ…ブッ…大変だ…すごく笑える…w」

サ「ツバ飛んでるぞイタチ。」

ナ「しばらくここは休業かな。」

サ「いや、マスターの奴定期的に逃走して戻ってくるかも。」

デ「ありえるな。うん。」


と、BARのドアが再び開く。


蠍「逃走完了!!」


入ってきたのは先ほど連れ去られたばかりのマスター。


デ「何!?
戻ってくるの早ッ」

ナ「ギブアップ早いんだってばよこの根性なし!!」

サ「師匠のとこに帰れ!!」

蠍「帰れって…俺の帰るべきところはここだ!!」


そこにまたドアが開き、追っかけてきた大蛇丸がすごい形相で入場。


大「逃げてんじゃないわよッ
これ以上抵抗するってんなら私のディープキス喰らわせるわよ!?」

蠍「なんだその重い刑罰!!
その前に俺はアンタから逃げ切ってみせる!!(店の奥に入ろうとする)」

大「ちょ!!誰かあのチビとっつかまえて!!」

イ「了解。(足をひょいとのばし、サソリを転倒させる)」

蠍「ぬわっ!!…イタチてめぇっ」

大「(そのままサソリの上にのしかかり)ほかーく!!!」

蠍「ギャーッ
重いどけキモいんだよ俺の上に乗るな!!」

大「キモイキモイ連発しやがって…
首筋噛むわよ!?」

蠍「勘弁してくれッ」

大「私ね、この前ね、フェイスブックであんたの祖母のプロフィール見つけちゃったのよ。」

蠍「何!?チヨバアのか!?」

大「今は年金生活エンジョイ中らしいんだけどね、
…いい?サソリ、早めに抵抗をやめないと、私がイケメン男子になりすましてインターネット上で彼女を口説き落とすわよ!?」

ナ「何だその脅し!!」

蠍「それだけはマジやめろ!!
わかったから、おとなしくなるから!!俺の血縁関係者にだけは手を出さないでくれ!!」

大「わかればよし!!
(サソリの上から退いて)さぁ立って。私と共に来なさい。」

蠍「うう…わかったよ…。行きゃーいいんだろ行きゃー…。」


マスター、しぶしぶ立ち上がると大蛇丸の後について外へ。


外に出る際、恨めしそうな顔で4人の常連を睨みつける。


蠍「お前ら、後で絶対コレクションにしてやる。」

サ「出来るもんならやってみろw」

蠍「…(ひたすらサスケを睨み、そのまま外へ)」


再び4人の客だけとなった店内は、どことなく静かであった。



デ「…近いうちにサソリの旦那の見舞いに行ってやろーな。うん。」

イ「…そうだな。」











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つづくw

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