Akastuki
□計画停電
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※うちは家は第四グループ。
3月17日木曜日、午後6時20分頃からうちはさんとこの家も真っ暗になった。
母「あ、停電よ。」
父「確か、ママとパパの結婚式の時のロウソクがあったな。
それで明かりを確保しよう。」
母「あらやだ恥ずかしいわ〜
他にロウソクはないの?」
父「…ない。」
弟「ねーのかよ。」
母「え、ちょっと待ってよパパ。
まさかうちにあるロウソクってそれだけ?」
父「だな。」
兄「ガチですか!?」
母「どうするのよ…これだけじゃ一週間も保たないわよ?
毎日三時間ずつあるんでしょ?大丈夫なの?」
父「きっと大丈夫さ
それよりもほら、あったぞ〜、思い出の品w」
兄「おー。」
父「ああ…あの日のママは極上に美しかったなァ(言いながら火をつける)」
母「ちょっと//パパ//」
弟「…なぁ、ロウソク、短くね!?」
母「…約10センチね…。」
父「…保たないな。さーどうする。」
弟「買ってくる。」
母「何言ってんのよ、今頃どの店も売りきれよ。」
弟「じゃあどーすんだよ。」
父「うーん…。」
兄「皆さん!!」
母「?どうしたのイタチ…。」
兄「大丈夫です。落ち着いてください。
…いざとなったら、俺のこの長い髪を切って火をつければ、
灯りを確保できますから…。」
母「イタチ…そんなに切羽詰まらなくてもいいのよ?」
長男の顔は、下から照らすロウソクの明かりのせいで、
若干ホラーチックになっていたという。
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停電中に、ロウソクは必須ですね。
あと懐中電灯。
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