Akastuki

□節分。
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『節分。』


蠍「よーしお前ら、もうすぐ節分だな。
と、言うことで、この店でも2月3日に節分大会をやろうと思っている。
お前ら、3日にちゃんとマメ持って来い。」

デ「えー…。
マメはマスターの奢りじゃないんですかぁ?」

サ「そーだぞ?
アンタが先にやろうって言ってきたんだ。フツーそーいうのは言い出しっぺが持って来るもんだぞ?」

イ「店長ォォ!!
その前に、バレンタインのことを考えるのがいいと思います!!」

蠍「はいお前の意見は却下なー。」

イ「何ッ!?」

ナ「はいはいはーい。
鬼は誰がやるんですかぁ?」

蠍「あ。」

デ「オイラはサソリの旦那がいいと思うぜ?
赤毛だし…似合ってる、うん。」

蠍「嬉しくねぇ!!
ってゆーか俺は嫌だぞ!?イタチでいいじゃねーか!!
なんか鬼役とか得意そうだし!!」

イ「そんな!!無茶ぶりですよ!!」

サ「俺も店長の意見に賛成だ。
ボコボコにしてやるから楽しみにしとけ…?w」

イ「怖い!!
弟がとっても怖いです!!」

蠍「よしじゃあ鬼はイタチで。
…あーでもなァ…それの弟にもやらせたいんだよ…鬼役。」

サ「はぁ!?」

蠍「なんかさ、いつも威張ってるじゃん?たまにボケたりするけど基本ドSじゃん?
だからさ、こーゆーチャンス日に仕返ししてーんだよなァ…。」

ナ「あ、その気持ち超わかる!!」

蠍「お!!賛成してくれるか?」

ナ「うん!!」

サ「ちょっおい!!お前ら!!ふざけんなよ!?
俺痛いの嫌なんですけど!!」

デ「誰でも痛いのは嫌いさ。
でも…慣れてくるとそれが不思議と快感に変わってくるんだよ…」

サ「マゾヒストか!!?
でも俺はちげーぞー!?」

ナ「Sは打たれ弱いっていうじゃねーか。」

サ「知らねぇ!!」

蠍「じゃあ、イタチの次、お前な?」

サ「お前、なに勝手に決めてんだ!!」

ナ「…フフフwわくわくしてきたってばよw」

サ「怖っ!!コイツ怖!!」

デ「…でも待ってくれ旦那。」

蠍「ん?」

デ「九尾が鬼でもそーとー楽しいと思うんだオイラ。うん。」

ナ「え?何、いきなり。」

蠍「…そう?」

デ「だってよー、主役じゃん?レギュラーでもなく、主役じゃん?ウザイじゃん?一人だけガッツリ稼いでてさ、気にくわねーじゃん?」

蠍「…なるほど。」

デ「だから、オイラたち殉職組の嘆きをマメにたくしてぶつけてやりたいんだよ、うん。」

蠍「…ナイスなアイデア。
イタチの弟の次、九尾な。鬼役。」

ナ「はー!?マジでー!?
俺サスケ倒し終わったら帰るわ!!」

サ「俺はイタチ殺したら帰る!!」

ナ「ダメ!!
サスケは俺に倒されてから帰れ!!」

サ「倒された後じゃお家に帰れません!!」

イ「あの…デイダラに…喝!!って言いながらマメをぶつけたいです…。」

サ「あ、ぶつけたーいw」

ナ「喝って言いてーw」

デ「え!?ちょ!!まてやストップ火の葉群団!!
落ち着け!!喝はオイラのセリフだ!!許可なしで使うなよ!!」

イ「十分落ち着いている…。
それに、喝はみんなの言葉だ。お前しか使ってはいけないなんて規則、絶対ないはず。」

デ「で…でも!!
もう、サソリの旦那ァァ!!助けてくれよ!!うん!!」

蠍「(妙ににやけつつ)九尾の後…お前。」

デ「裏切り者!!」

サ「へい!!そんなら店長だけひたすらマメを投げ続ける役だなんてあまりにも不平等すぎるから、
喝のあとはお前だ赤毛チビ!!」

蠍「誰が赤毛チビだボケェ!!
ってゆーかそれこそ無茶ぶり!!押し付け!!おじさん虐待反対ー!!」

ナ「ずべこべ言わずに鬼役やれ!!」

デ「オイラを裏切ったお返しは、三倍にして返してやる…うん。」

蠍「え…?おい待てよお客さんたち…?」

イ「俺は…マメを投げつつ、ワインの値下げを願います。」

サ「俺は、純粋に店長を殺したい。」

蠍「その願いは純粋とは言わない!!」

ナ「んじゃ、マメ費はこっちで負担すっから、
当日、ぜってー逃げんじゃねーぞ?店長…。」

蠍「…くそやろう!!」










‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

結局真の鬼役は誰なんでしょうか…。
あやふやでごめんなさい。

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