Akastuki

□Disney sea行ってきた
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『Disney sea行ってきた』



サ「…寒い!!」


常連客の一人が鼻水をたらしながら叫んだ。


イ「まだ暖房の方は…」

蠍「修理出せてないんだよこれが。」


最近はひそかに閉店の危機が迫って来ているというBARサソリ座の女。

この前暖房が故障してからというものの、
そのまま営業中。


ナ「早く出せよ。」

蠍「ごめんなさい。」

サ「…どうした?
今日はやけに謙虚だな。まぁ、そっちの方が全然いいけど。」

イ「元気ないぞ?店長。あとデイダラも…。」

ナ「ついに立ち退きの命令が出たか。」

蠍「ちげーよ。
つーかそれデイダラかんけーねーだろ。」

デ「いや…
旦那の不幸はオイラの不幸っすよ。」

蠍「お前…。
…いや、実はな。俺たちも、女子からキャーキャー言われたいなって思って、
なんの変装もしないまま、ディズニーseaまで行って来たんだよ…昨日。」

イ「ほうほうほう。」

サ「なんでディズニー?
渋谷とか原宿に行った方がキャー率高いのに。」

デ「そこらで一回昨日と同じことして、全く成果が得られなかったから拠点移したんだよ!!うん!!」

ナ「拠点チョイスの仕方おかしいだろ!!」

イ「で…。
どうだったんだ?」

蠍「イタチお前は、
俺のこのテンションの低さを見てわからんのか。」

サ「失敗したんだな。」

デ「オイラ達…めっちゃアピールしながら夢の国をほっつき歩いたんだぜ!?
なのにみんな総無視!!しまいにはコギャルちゃんたちに誰?とか聞かれてさぁ!!」

蠍「『アレだよ!!タレントのサソリとデイダラだよ!?』って必死の弁解までつけてやったのに、『知らない。』っつって去っていきやがったんだそいつら。」

デ「赤毛に金髪…
こんなにも目立つ容姿なのになんで誰もこっちを見てくれないんだろう…?」

イ「ま、一発屋とは、そんなもんだ。」

蠍「一発屋とか変なこと言うなよ!!物騒な!!」

ナ「でも…俺たちは泊まり込みでランドの方行った時、
わざわざ変装までして行ったのに、結局バレて、数人にサイン求められたよな…?」

サ「ああ…そうだったな。
お前の方が一枚求められる数が多くてびっくりした覚えがある。」

蠍「え…?何ソレ…?
超ムカツク情報。」

デ「それだったらアレだな…。
お前らが、オイラ達みたく変装なしでそこにいってたら、もう大変なことになってたかもな…。」

蠍「なんだよこの人気度格差…。
何が原因だと言うんだバカ野郎…。」

ナ「オーラの問題じゃね?」

サ「解決のしようなしだ。残念。」














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レギュラーには叶いません。←

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