Akastuki

□祝、開店。
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『祝、開店。』


祝、BARサソリ座の女開店。
オーナーはもちろんサソリ。

デ「サソリの旦那ぁ…
なんでBARなんて開こうと思ったんだよ、うん。」

蠍「旦那じゃないマスターだ。
…NARUTO疾風伝…
ずいぶん前に殉職させられてさ。
それから全く仕事来ないし、親のすねかじる訳にもいかないから。」

デ「へー。」

蠍「…恋愛相談とか、人生相談とか、聞いてやるから絶対毎日来いよ?」

デ「…風邪引いたときは無理だ、うん。」

蠍「無理してでも来い。
来なかったらくぐつにするぞ?」

デ「インフルエンザにかかっても来ます。」

蠍「それでいい。」

そこに扉が開くカランカランという音。
サスケ・ナルトを引き連れたイタチ来店。

デ「あ、イタチの旦那、来てくれたのか、うん。」

イ「お供もつれてな。
紹介する、キジと犬だ。」

サ「桃太郎かよ。」

ナ「つーか、キジと犬なんかじゃないよ俺ら。」

蠍「まぁ、イタチ、キジ、犬…この辺に座れ。」

ナ「だからキジと犬でも何でもないってば!!」

蠍「単なるジョークなのに何キレてんだよ。
こわーい。」

イ「…キャラ変わってるけど大丈夫なのか?」

デ「旦那はもともとこーゆーキャラっすよ、うん。」

蠍「旦那じゃないマスターだ。」

サ「すんません、赤ワインひとつ。」

ナ「俺らsixteen。
お酒飲めないからな?」

サ「なんでsixteen英語にしてんだよ。
なんかキモいぞ?」

ナ「うるさい。」

蠍「はい、赤ワイン。」

ナ「おい、何ナチュラルに赤ワイン出してんだよ。俺ら未成年!!」

イ「サソリ…赤ワインじゃなくてサスケにはトマトジュースを出してやってくれ。同じ赤だろ?」

蠍「トマトジュースね。了解。」

デ「そういえば、イタチの旦那とそのお供たち。
何か相談事でもあればサソリの旦那に話してやってくれよ、うん。」

イ「相談事か…。」

ナ「特にないってばよ。」

サ「強いていうならあれだ。
兄がウザイがどーすればいい?
夜な夜な俺の寝床に潜り込んで来るんだよ。」

デ「キモ。」

イ「キモってなんだお前。
天照喰らわすぞ?」

デ「…すみません、うん。」

蠍「寝床に潜り込むか…。
さすがイタチ。お前やるな。」

イ「いやいや、それほどでも。」

サ「何褒めてんだよチビ。
俺は真剣に毎晩悩みまくってんだよチビ。」

蠍「チビチビうるせーな。くぐつにするぞチビ。」

サ「だまれチビ。」

ナ「どっちもどっちだってばよ。」

サ「なんだよ。
そーゆーお前もチビだろうが。」

デ「身長の話はもうやめようぜ?うん。」

蠍「…そうだな。
で、お前はイタチの変態行為を何とかしたいと。」

サ「ああ。」

蠍「だったら殺せ。」

イ「サソリ。人の弟に変なことアドバイスしないでくれ。」

サ「OK、参考になった。」

イ「いや、参考にするな。」

蠍「はい、トマトジュース。」

サ「やった。」

ナ「俺もなんか頼もっかな…。」

デ「あ、ちなみに一杯1000円らしいぜ?うん。」

ナ「高ッ!!」

イ「典型的なぼったくりだな。」

蠍「うるさい文句言うな。」

サ「ブーーッ
辛ッ!?何コレ、辛ッ!!」

ナ「辛いの!?
トマトジュースって辛いの!?」

イ「サスケェェェ!!」

デ「サソリの旦那…。
イタチの旦那の弟くんに何の恨みがあってタバスコなんか…。」

蠍「顔。」

デ「嫉妬してたのかよ!!うん。」



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「うぬぼれ刑事」って言うドラマで思いついたネタ。

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