The Union 忍
□新たな友情…!?
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──高1-1。
ナ「ジャメジャメジャメジャ…♪
(教室のドアを元気よくあけて)みんなー!!俺、昨日、奮発して新しく出てたB型説明書U買ったんだ!!
一緒に見る奴カモーン!!」
そうキラキラしながら教室中に話しかける男子生徒。
しかし、彼のテンションとは裏腹に、静まる教室。
ナ「一緒に…ン?アレ…?」
サ「わりぃナルト。俺、AB型だから。
ABの説明書とかはもってねーの、お前。」
ナ「もってねーよ!!AB型とか興味もねぇ!!
(そこらでたそがれてるサイに)…おい、サイ!!お前は!?なんかB型っぽいし!!どう!?一緒に!!」
サイ「ごめん、A型だから僕。」
ナ「はー!?お前が!?A型!?空気とか読めてねーのに!?マジで!?」
サイ「…そんなに驚くことかな?」
サ「…あ、ナルト、隣の二組にならいるぞ?B型。」
ナ「お!!ホントか!?
ちょ、案内してくれってばよ。」
サ「は、嫌だよ。自分1人で行け。」
ナ「えー…ムリムリ…1人で他クラスとか…ちびる。」
サ「ビビりすぎだろ!!シャイかお前!!何ちびるって!!」
ナ「なぁ頼むよ!!二組行ってそのB型の奴呼び出すだけでもいいからさぁ!!」
サ「…っだーもー、わかったよ!!呼ぶだけな!!」
ナ「サンクス!!」
──高1-2。
サ「(教室をのぞき)おい水月。B型の本あるけど、どうする。」
水「あ、サスケ!!
え、何、B型の本!?超見る!!
(と、隣のナルトに気づいて)誰…!?」
ナ「ん?えーっと、隣のクラスのアレだよアレ…
ほら、よく廊下歩いてる…わかる?」
水「え、うん…あの…あれね(笑)
…ごめん、やっぱいいや。(晴れない顔をしつつ教室内に引っ込む)」
ナ「…友情の花が…散った…。」
サ「大丈夫だ。咲いてもねぇ。」
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友だち作りはたまに難解です。
テンポガタガタですみません…。
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