novels 4

□ソオダ水
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 じりじり…

 
 暑い。

 尋常じゃない暑さだ。

 俺は汗を拭って、照りつける太陽を恨みがましく見上げてみる。

 勿論そんなことをしたところでこの身を焼くような暑さが緩和されるわけではないのは分かっているのだが。

 そうやって、俺は暑さに、照りつける日光に責任転嫁したいのかもしれない。

 



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