コードギアス 暗躍の蓮
□STAGE00 序章
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皇歴2010年 東京郊外
蒼月邸
「お迎えに上がりました。レン・アッシュフォード様」
『貴方は誰ですか?』
「はい、私はアッシュフォード家に仕えております。メイドの篠崎咲世子と申します」
『アッシュフォード家って、母上の実家の人なの?』
「はい、今日はレン様をお迎えに上がりました」
僕の名前は、蒼月蓮
父上は、日本軍中佐の蒼月豪で母上は、ブリタニアの貴族の名家アッシュフォード家の次女で、マナ・アッシュフォード
現在、僕たちの住んでいる家に母方のアッシュフォード家の遣いの人が来ている
『父上はどうしたんですか?僕は、父上が帰ってくるまで何があっても外にでないと約束しているんです』
母、マナ・アッシュフォードは僕が7歳のころに病気で亡くなっている
「お父上の蒼月様は、昨晩…戦死致しました……」
『冗談……ですよ……ね?』
「これが、その詳細です」
そう言って、篠崎と名乗る女性は一枚の紙を渡してきた
そこに書かれていたのは、僕に色々な事を教えてくれた父上の最後について書かれていた
初めの内は信じることができなかったが最後に書いてあった署名を見て本当のことなのだと思った…
そこには、父の戦友で僕の剣術の師匠、藤堂鏡志朗の名前があったからだった
『そんな……父上が……戦死……』