コードギアス 暗躍の蓮

□STAGE05
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河口湖のホテルジャックから一週間の時間が流れようとしていた

そしてその間、極一部の学生を除く寮に住む学生の外出が禁止されたのだった理由としてはシャーリー・フェネットの父親がテレビで大々的に娘の名前を叫びながら解放を求めた為にアッシュフォード学園にマスコミが殺到したためであった


SIDE レン


租界


「凄い事になっているわね?レンくん」

『まぁ、しょうがないんじゃないですか?ここまで……って、雛菊、お疲れ……取りあえず着替えてきていいわ。あれだけ大々的に娘の名前を呼んで解放してくれ言えばああもなるでしょ?』

「まぁ、確かにそうだけどって……雛菊ちゃんのKMFのセンス凄いわね?『えぇ、俺も初めて見た時は驚きましたよ』ふぅーーん、って事はデヴァイサーを遣らせるつもり?あの二機のどちらかの?」

『そうですね。虎王丸は、端っから俺が乗るように設定してありましたから頼むとしたら飛翔丸の方ですかね……それと姉が何かまた悪だくみをしているみたいですし、学生がストレスを爆発させる事は無いと思いますよ。前も生徒会だけで猫の歓迎会と称して仮装パーティー的な物をやったみたいですしね?』

「あらっ?生徒会なら『俺は、政庁で仕事をしていたので難を逃れたんですよ』なるほどね」


その後も俺は、二機の調整を行いつつアスカさんと話していた。因みに俺達は、学園の外にあるアスカさんの隠れ家に来ている

どうやって来たか?それは勿論、抜け道を用意しておいたに決まっている。でそれを使ってアスカさんの所に雛菊と非難しているのだった

その際に雛菊にKMFのシミュレータをやらせたらこれが何とかなりの才能の持ち主だったらしく俺は即座に練習メニューの中にKMFに関する練習も含んだのだった


「レン様、終わりました。それで話って……」

『あぁ、雛菊にちょっとばかしお願いがあってね。こいつのデヴァイサーになって欲しいんだ』


俺の一言と同時に地下にある格納庫の一つが開きそこから開発途中の飛翔丸が現れた

それを見た雛菊は『これは……?』と疑問符を浮かべていたので


『これは、飛翔丸と言って俺が開発している二機のKMFの内の一機だね。特徴は、射撃特化型の機体で主にもう一機の虎王丸のサポート機だな。因みに虎王丸には俺が乗る予定だから』

「これはいつから作られていたのですか?」

「だいたい、半年前くらいよね?『そうだな。もうそのくらいか』それで如何するの?例の計画を発動するんでしょ?」

「例の計画?」


雛菊は、再び頭上に『?』を浮かべていたのだった
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