コードギアス 暗躍の蓮

□STAGE0.75 パーティ
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俺が帰国してから1週間が経ち


現在時刻 PM19:00


アッシュフォード家


「今日はお忙しい中、息子の帰国パーティにお集まり頂きまして誠に有難う御座います。それでは本日の主役であるレン・アッシュフォードから一言を・・・・・・」

『本日はお忙しい中、お集まり頂きまして有難う御座います。ただいま、ご相伴されましたレン・アッシュフォードと申します。短い時間ではありますがどうぞお楽しみください』

「有難う御座いました。それでは……」


その後、乾杯が行われて俺は、他の貴族の方々に挨拶周りをした後ようやく解放されたのだった


『<それにしても此処までの人が集まるとはな……>ん?あの子は……』


俺の目の前にはウェイトレスをしている日本人の少女がいた

そして俺は見てしまった貴族がその少女の足をさり気無く引っ掛けたのを……


『ちっ、やる事がガキくせぇ……』


駆け出した俺は、バランスを崩した少女を間一髪で抱き上げ立たせたのだった


『大丈夫ですか?お嬢さん』


少女は、俺が助けた事に驚いており……


「はっ!すいませんでした。すいませんでした!!今後は気をつけますから」

『いや……そんなに誤られても困るんだが?それより怪我は無いかい?』

「はい……大丈夫です」


少女は、一度、自身の事を確認した後に

“大丈夫です”

と返事をしたので

俺も“良かった”と声を掛けておいた


『それとこれを貰っても良いかい?』

「はい、どうぞ!!」


俺は、少女がお盆の上に載せていた飲み物を受け取ると誰もいないで在ろうテラスへと歩いていったのだが……


『おやっ?先客がいたか……』


テラスに着くとそこには深紅のドレスを着た女性がいて“ハァ……パーティなんて退屈なのよね”とぼやいていた


『お嬢さん?こんな所で何をしているのですか?』

「えっ!?えっと……私、パーティってどうも……」

『別に猫を被らなくっても大丈夫ですよ?それに聞いてしまいましたしね。本音を』


俺がそういうと女性は頬を紅潮させて


「貴方はいいの?」

『えぇ、私も……いや、俺もパーティは好きにはなれなくてな。こうしてテラスにエスケープしてきたところだ』

「へぇ〜、私と同じ考えの人もいるのね?貴方って今日の主役、レン・アッシュフォードよね?」

『あぁ、そういう貴女は?』

「私はカレン、カレン・シュタットフェルトよ。宜しくねレン!!貴方とは話が合いそうだわ」


これが俺とカレンのファーストコンタクトだった
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