黄色い彼女
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※擬人化
許すまじ、ケロン軍…
【反軍事組織編〜序章〜 であります!】
ケロロ小隊地下秘密基地、侵略会議室――
本部からの通達をモアが読んだ。
「ケロン軍合同軍事演習のため一時帰還せよ!だそうです、おじ様」
「合同軍事演習でありますか…」
「主催はアロロ元帥さんだそうですよ」
「アロロ元帥か…確か部下思いの心優しい上官として有名だな」
「ゲロー、演習なんてめんどくさいでありますなぁ」
「上官命令だから仕方ないでござろう?」
だらけるケロロ。
だが、上官命令なのでケロロ小隊は本星へ向かうことになった。
因みにモアは日向家でお留守番である。
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そして、ケロン星へ到着。
ケロン星ではクルルの造った『地球人化銃』が流行り、ところどころに地球人となっているケロン人がいた。
「クルル、造った銃めちゃくちゃ流行ってんね」
『まぁなぁ。流石俺ってか?クークックック』
軍に向かうと、こちらではほとんどのケロン人が地球人と化していた。
もちろん、地球侵略管轄の大佐もだ。
因みに、今のケロロ達の服装は軍服だ。いつものジャージとかではない。
ただし、クルルのみ軍服の上に白衣を着ている。
彼女曰く、技術局のシンボルらしい。
『隊長、俺技術局行かなきゃならねぇんで』
「了解であります。じゃまた後で」
クルルとケロロ達は別行動をした。
クルルが技術局に着く。
扉を潜ると、見慣れた技術局。
「あら?やっと帰ってきた。待ってたんだよ〜クルルちゃん」
「お帰り、クルちゃん」
『あぁ』
二人も地球人の姿だった。
「で、プログラム出来た?」
『これだろぉ?』
フロッピーディスクを差し出す。
表に『バーチャルゲームプログラム』と書いてある。
「よーし、フィールドは出来てるからそれにこれを入れるだけだね」
そう言って小さな手の平サイズのボックスを取り出し、それにフロッピーディスクを入れた。
すると、パスワード入力画面が出てきたが、ヴィタタは迷うことなくパスワードを入力した。
OKの文字か現れる。
「はい完成!」
「やっと出来ましたね局長!」
「そーだねぇ」
『つーか、珍しいじゃねぇか。軍からの指令受けるなんてなぁ』
「だって、」
「面白そう」
「「じゃなーい!」」
ヴィタタとサロロが肩を組んで、同時に答える。
「そういえば、このゲームのプログラム…何か元があるのかい?」
『あぁ。地球で人気のRPGゲームを元になぁ』
「ふーん」
ボックスをパソコンに繋ぎ、プログラムを確認する。
最後まで見ると、ヴィタタはニヤリと笑った。
「これの最後にあるお姫様役って誰がやるんだい?」
『あ?そうだなぁ…プルル看護長とかどうだ?』
「え〜?僕的には〜クルルちゃんがいいなぁ〜」
ヴィタタが指をバチンとすると、周りにいた局員がクルルを捕まえた。
『クッ…!?』
「お姫様役はクルルちゃんでよろぴく〜」
『てめぇヴィタター!』
「ケヒヒヒ!」
そのままクルルは運ばれていった。
「あ、そういえばラスボスも設定出来たよねぇ…。アロロちゃんの希望通りにアロロちゃんをラスボスに設定〜」
「アロロ元帥って強いんですかねぇ?」
「さぁ?強いんじゃないの?」
ヴィタタとサロロはボックスを持って会場に向かった。
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因みにこれに出てくるアロロ指揮官は、
オリケロ過去話に出てくるアロロとは別人です。
性格からして違いますよ
因みに地球で人気のRPGゲームとはドラ●エです。ド●クエ\です。
RPGはこれとポケ●ンしかやったこと無いんです…
DS止まりですよ
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