黄色い彼女

□05
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奥東京市某巨大デパート―

の洋服店…


そこでかったるそうに服を見ている金髪の人が一人。

『帰ってもいいが、後がメンドイ…』

他の皆は服を探しに散った。
服はクルルのための服…
そうなったのは、数十分前の一人の男の発言による。



皆は奥東京市で1番大きなデパートに向かった。

「広い…広いであります!」

「お菓子がたくさんありそうですぅ!」

「はしゃぐな貴様ら」

『かったるい…』

「まぁそう言わずに」

「(大人数だから暑苦しい)」

ケロロ達は銃の効果で人間になっている。
ちなみに今の服装は
ケロロは緑ジャージ。
タママはお坊ちゃん風。
クルルは白衣を脱いでシャツとスラックス。
ギロロはタンクトップと迷彩ズボンだと目立つので、タンクトップの上にシャツを着た。

「ねぇ、ゲームしない?」

「ゲーム…でありますか?」

睦実の発言に皆は首を傾げる。

「クルルに似合う服を探してくる」
『はぁ?』

「だってこうでもしないとクルルって女物着そうにないし」

「「確かに」」

「我が輩やるであります!」

「僕も!」

そんなこんなで、クルルは洋服店のあるフロアで待機。
着せ替え人形じゃないと悪態をつくが聞き入れてもらえない。

『まぁ、誰がどんな服を持ってくるか…見物だな』



諦めて、なるべくプラスに考えることにした。




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