黄色い彼女

□03
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『好きなときにカレーが食える方法ねーかなぁ』

「無理じゃないのー?##NAME1##曹長だってポコペン人に捕まって解剖されたくないっしょー」

「いや…クルル先輩はその地球人を逆に解剖しそうですぅ…」

『地球人…ねぇ…』

眼鏡がキラリと光った。


#3 【よくある話 であります!】


日向家に近づく二つの影…
日向夏美と冬樹だ。

「もー最近暑くて嫌になるわー。早く家に帰って涼しい部屋に入りたーい!」

「そうだね、姉ちゃん。そういえば軍曹達、何やってるかな」

「どーせガンプラ作ったりお菓子食べてたりでしょ。というか、今日はあいつが当番じゃない。ちゃんとやってなかったら、はっ倒してやるんだから」



その頃、軍曹ことケロロは…


「ゲロ…?背中に寒気が」

ガンプラを作っていた。

「あー!いつの間にか夏美殿が帰ってくる時間にっ!まだ、洗濯しかやってないでありますっ!」

怒られるー!と叫びながら軍曹ルームを飛び出していった。

キッチンに到着。

「皿洗い〜っと。ゲロ…?」

ソファーに人影。
見てみると見知らぬ地球人。
眠っているようだ。

「ゲロ…。まさか、空き巣っ!?」

でも荒らされた形跡もないし、第一空き巣ならギロロが気付くはず…。

「じゃあ、一体こいつは…」

玄関から物音か聞こえ、冬樹と夏美の「ただいま」という声が聞こえた。



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