黄色い彼女

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そろそろ隊長達に会いに行かねぇとなぁ…
もちろん、俺なりのやり方で会いに行ってやるぜぇ。

クークックック。


#1 【乗っ取られた地下秘密基地!?であります。】



地下秘密基地にてケロロ、ギロロ、タママは作戦会議をしていた。

「そろそろ他の仲間も見つけなくてはならんであります!そうすれば侵略がスムーズに進むはず!」

「でも軍曹さん。誰を探すですぅ?」

「しかも何処にいるかも分からんのだぞ!」

「そうでありますなー。まずは我が隊の参謀…クルル曹長を探すであります!場所は分からないでありますが、このポコペンにいるのは間違いないでありますよ」

「じゃあしらみつぶしに探せ、と言うのか、ケロロ」

無謀だ、と言うギロロ。

「そうでありますよ。まずは日本全土で探すであります!あ、モア殿は我が輩の代わりに夏美殿に頼まれている家事をお願いするであります」

「わかりました、おじさま」

「では、解散!」



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日向家前…
そこに一人と一匹。

「へぇ。ここにクルルの仲間がいるんだ」

『今は誰も居ないみたいだな。前に渡したペンで地下への入り口を描いてくれ』

「はいはい」

入り口と書いた紙を地面に落とすと穴が出来た。

『それじゃあ、行くぜぇ』

「はいはい」

二人はそこから飛び降りた。




地下に降りると、すぐに指令室に着いた。
降りた瞬間、クルルは特殊な電波でセキュリティをおだぶつにした。

『そいじゃあ、始めるぜぇ。クークックック』

自分のパソコンで指令室のメインコンピュータをハッキングした。

『これで準備完了だ』

「クルル、俺にも手伝わせてよ」

『あぁ、いいぜぇ。隊長達が現れたら適当にトラップ発動してくれて構わねぇから』

指令室に不気味な笑い声が響いた。



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「ゲロー。見つからないでありますなぁ」

「だからあんな計画無理だと言ったんだ」

「一旦、基地に戻りましょうよぉ」

「そうでありますな。体勢を整えてまた行くであります」

三人が日向家へ戻ると大変なことになっていた。

「あ、おじさま!」

「どうしたでありますか?モア殿」

「地下の基地が何者かに乗っ取られました!てゆーか油断大敵?」

「なんだとっ!?」

驚きを隠せない四人。

「い、急いで地下へ行くであります!」




そして地下…

「ゲロー!なんでありますか!?あのロボットは!」

ケロロ達は走っていた。
後ろにはセキュリティ用のロボットがいて、ケロロ達を追いかけているのだ。

「クソッ!」

ギロロがロボットを破壊した。

「指令室に行くぞ!敵はそこにいるはずだ!」

「はいですぅ!」

「ちょっと!ギロロ仕切んないでよ!隊長は我輩でありますよ!」

四人は指令室に向かった。




その後、数々のセキュリティ用ロボットが攻撃してきて四人は疲れていた。

「こ、ここに敵性宇宙人が!?」

「多分な」

「行くであります!」





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