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【合縁奇縁 (あいえんきえん)】
主に男女の出会いや友人との巡り合いに用い、結婚したり親しくなったりするのもしないのも、全て因縁によるということ。
類)縁は異なもの味なもの。袖振り合うも多生の縁。躓く石も縁の端。なにごとも縁。

【愛多ければ憎しみ至る (あいおおければにくしみいたる)】
特別に可愛がられることが多ければ、その一方で必ず人から憎まれるようになる。

【哀毀骨立 (あいきこつりつ)】
悲しみのあまり痩せ細り、骨ばかりになる。父母の死などで非常に悲しむことの喩え。
類)毀瘠骨立、形鎖骨立、羸瘠骨立

【愛敬付き合い (あいきょうづきあい)】
親身でない、通り一遍の付き合い。【類】商売付き合い、義理の顔出し、愛敬ぼくろ

【哀鴻遍野 (あいこうへんや)】
 悲しげに鳴くヒシクイが野にたくさんいる。到るところに呻き苦しむ声が聞こえ、行き場を失った被災者・難民が溢れていることの喩え。【類】遍地哀鴻

【挨拶は時の氏神 (あいさつはときのうじがみ)】
 争いごとの仲裁を買って出てくれる人は、その場にとって氏神さまのように有り難い存在である。仲裁人の取り成しには従うべきである。【類】仲裁は時の氏神、橋渡しは丸太ん棒でも

【愛想 (あいそ)】
 人に対する応対の仕方。好感を持たれる言葉遣い・表情・態度など。
 人を喜ばせるための言葉や振る舞い。【類】お世辞、愛嬌
 相手に抱いている好意や親しみ。「愛想が尽きる」
 特別な心遣いや持て成しなど。また、気を利かして与える金品。「何のお愛想もございませんで…」
 飲食店などの勘定・勘定書。 

【相手のさする功名 (あいてのさするこうみょう)】
 自分が優れているためでなく、相手が劣っていたり、失敗したりしたために得る意外な功名や手柄。

【相手のない喧嘩はできぬ (あいてのないけんかはできぬ)】
 喧嘩は受けて立つ者がいて初めて成り立つのであって、 一方がどんなにいきり立っても、相手にしなければ喧嘩になりようがない。喧嘩を売られても相手になるなという戒(いまし)め。【類】一人喧嘩はならぬ、相手なければ訴訟なし

【相手の持たする心 (あいてのもたするこころ)】
 相手の持っている心がこちらに影響を及ぼすという意味で、相手の出方次第でこちらの出方を決めようとする。【類】相手の出方次第

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