短編

□年越しぴったりのキス。
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12月30日、午後11:30
私は彼氏の真一くんと今を過ごしている。

琴吹『あと…30分……!』

半田「あぁ…今年は色々あったな。」

琴吹『うん…。』

半田「寒くないか?」

琴吹『大丈ー夫。真一くんと手、繋いでる限り…。』


そう、自分たちは、外にいる。
30分前、もう寝ようかと思っていた時、携帯の電話の着信音が鳴った。
電話の相手は真一くんだった。
電話に出たら、
「今、の家の外にいる。一緒に年越し過ごさないか?」
と真一くんが言った。
此を聞いて"NO、"と言う答えを出すわけがない。
急いで着替えて、真一くんの元へ行った。

手を繋ぎながら、その辺りを散歩し………………、


そして今に至る。

他愛のない話で盛り上がり………

午後11:59

琴吹『…後一分…!』

半田「早く祝おーぜ。一分なんて待ち遠しいさっ。」

真一くんの言う通りかもしれない…。
でも、中途半端だなあ…それが真一くんなのかな?←私は思った。

琴吹『…明けましておめでとうございます。真一くん。今年もよろしくお願いしますっ!』

一分経ったかな…?
未だっぽい…。

半田「んっ…明けましておめでと、」

ちゅっ…

1月1日、午前0:00

私たちがぴったりにキスしたことは誰も知らない。


年越しぴったりのキス。

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