玩具箱

□シラン
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ねえ、忘れないで・・・・・・。                                            僕には、好きな人がいます。その人は、僕のバイト先の花屋によく来る。名は知らない。だって、客だもん・・。     その人は、ピエロ口調。        「こら!仕事しなさい!」       また、ピエロさんのことを考えてました・・・。店長うるさーい。                                             かららん・・。



あ、客だ。                フランは急いで行った。


「いらっしゃいま・・・・・」
言葉に詰まる・・・・・。        「どうもこんにちは」


紅目のピエロ・・・・・。
が、立っていた。
「今日はどんな花をお探しですか?」
「そうですね・・・・・」
そういいながら、美しい花たちを見つめる。
僕はその目が好きなんだ・・・・・。
見とれる・・・・・。

「その瞳で僕を見つめて・・・・」    なんていえない・・・・。

「あ・・・、あの!」
もう無理だ・・・・。
「僕は、貴方のことが・・・・っ!」
次の言葉が肝心なのに・・・・・。
言えない・・・、いはせてくれない
                                       貴方が僕にキスをした・・。
「はっ・・・・」
息ができない位の、激しいキス・・。
胸が。。。苦しい、、、。
                    突然、貴方の舌が・・、僕の口内に遠慮なく入ってきた。
「!?」
                    僕はびっくりして、貴方の唇を噛んでしっまた・・・・。貴方はやっとキスから僕を解放してくれた・・・・。
どうしよう・・・・。血が出てる。

「あ・・・、あの・・。だいじょうぶですか?」
「・・・・・・・・すいません。失礼します。」
貴方は、うつむき加減で・・・。笑って見せた。。。
外は雨だった。。。。

いつから。。。。こんなにも降っていたんだろう? 
きずかなっかた・・・。 
貴方に夢中で・・・。
 


「ぼくは・・・・・、彼が・・・・・、「愛おしい」ですか・・・・?」

答えなんて、帰ってくるはずもなく・・・。  
 
ああ、、、彼が・・・、愛おしい。
あの日から・・・・何日経っただろう・・

彼は来ない・・・。  


会いたい・・・。

「フラン君、お客よ。」
「え・・・・?」

この、僕に?

いったい誰が・・・?

「どうもこんにちは」

それは、、、、、貴方だった。


「少し、二人になりません?」
「・・・・はい。」


僕らは、彼の家へ行った・・・・。
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