*10000打記念小説*

□気になる人
2ページ/7ページ



俺は真央霊術院に通っとる仁王雅治じゃ



最近でもないが毎日のように耳にする話がある

それは今の総隊長が総隊長に就任した時に出来たっちゅう零番隊の如月ユウ隊長の話じゃ


なんでも本当は如月隊長が総隊長に任命されとったんを断って作ったらしい

なんで断ったかは不明じゃがのぅ


それはさて置き、ここんとこ如月隊長の話をよう耳にするんじゃ


どんな話か?


それはのぅ……



『メチャクチャ可愛いらしい』

とか

『恋人になりたい』

とかの不純なもんじゃ


たまに

『俺なら零番隊に入れる』

とか言う阿呆もおるがのぅ

あの隊は如月隊長自らが選ぶっちゅうとったからあんな半端者入れんじゃろ


まぁそれはどうでも良ぇんじゃが


何で如月隊長の話をしたかっちゅうと、今日その如月隊長が副隊長と一緒に霊術院に視察に来るらしいんじゃ

何でも力を持っとる奴が居らんか見に来るっちゅう話じゃ

如月隊長に認められたら即零番隊行きって聞いたナリ





零番隊隊長・如月ユウ……

本当に強いんなら俺の詐欺に掛からんで俺の力に気付きんしゃい――








次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ