*10000打記念小説*

□ホワイトディ
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俺は護廷十三隊零番隊第三席の仁王雅治じゃ


今日が何の日か、お前さんらは知っとるじゃろ?

そう、ホワイトディじゃ

先月はえらい目に合ったがブンちゃんからチョコが貰えて嬉しかったのぅ……


貰ったからにはちゃんとお返しせんとな
ブンちゃんには貰えんでもあげるつもりじゃったがな






そうじゃ、言い忘れとったが今は現世滞在任務先のマンションでブンちゃんを待っとるんじゃ

ん?先月と逆?
そんな事言われても仕方ないナリ

ブンちゃんが技局に用があって尸魂界に行っとるんじゃからのぅ




早く帰って来んかのぅ……

ブンちゃんは技局に行くと中々帰って来ないんじゃよ


技局の奴らと研究とか論討で熱くなって時間を忘れるらしいナリ


―――――――

―――――

―――


遅いぜよ……
朝行ったのにもう夜じゃ

これ以上待たせるならお仕置きかのぅ……


ガチャッ

「ただいま〜」

やっと帰って来たぜよ

「お帰り、遅かったのぅ?」

「悪ぃ……技局の奴らと話し込んじまって……」

シュンとしとるブンちゃんも可愛いナリ

反省しとるし今回は許しちゃろぅ


「今回は許しちゃる、次は気を付けんしゃい?」

「…おぅ!!」

急に笑顔になったのぅ……単純で可愛い奴じゃ


そうじゃ、忘れるトコじゃった……

「ブンちゃん、これ受け取りんしゃい」

「…?何だよぃ、これ?」

「今日は何の日じゃ?」

「今日……?ぁ、ホワイトディ……じゃあこれ…//」

「思っとる通りじゃ、受け取ってくれるかのぅ?」

「おぅ…//ありがとよぃ//」

照れてはにかむとか可愛過ぎじゃっ//

「開けて良ぃかよぃ?//」

「っ、勿論じゃ」

いかん、少し意識飛ばしちょった

さて、どんな反応してくれるかのぅ…?


「雅治、これって…///」

「嫌じゃったかのぅ…?」

「んな事ないぜぃ!!すっごく、嬉しい……っ///」

泣く程喜んでもらえるとは思わんかったぜよ

可愛過ぎて思わず抱きしめたナリ

「ブン太……愛しちょる」
「俺もッ、愛し、てるッ///」


泣きながら応えてくれるブンちゃんはいつにも増して可愛いぜよ…

ペアリングがそんなに嬉しかったって事かのぅ……






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