恋煩いは君のせい。

きまぐれに思い付いた、文章をつらつらと。
◆あわい、淡い。 

駅中をプラプラする。
、とくに、予定もなかったし誰も遊びに誘ってくれなく。肝心の友人は、最近できた彼氏とデートらしい。


ちくしょう、あたしだって彼氏欲しい。
なんて心の中で毒づいてみた。


駅中にある、雑貨店『有印』
家具や、雑貨がたくさん取り揃えられていて、あたしは意味もなく見るのが好き。


「千花ちゃん?」


家具を見ていたら、声をかけられた。


「小山さんじゃないですかー、偶然ですね!!!」


小山さんは、バイト先の先輩で、なにかと助けてもらっている。しかも結構、爽やか。バイトしたての頃は、顔を見て話すのだけで、いっぱいいっぱいだった。


「千花ちゃん、今日はバイト?」


「今日は入ってないですけど…、」

「そっかー。残念。 」


くしゃりと眉を八の字に、下げて「残念」なんて言う。
結構好きだったりする、このしぐさ。


「そんな残念そうな顔しないでくださいよー」


「だってさ、千花ちゃんと一緒に仕事するの好きだもん。」


ズッキュゥゥンッ!!!!←


今、なんか変な音した!!!
変な音がした!!!!
心臓が変な音立てた!


「千花ちゃん?」


「あ、ごめんなさい、」


もしかして恋ってやつですか?
(し、心臓が持ちません!)

2009/08/13(Thu) 21:12 

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