08/18の日記

23:27
秋桜さまへ
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仁之進「こんばんは。風魔の学校の期待の一年生、古沢仁之進だーヨ。このたびは大変長らく返信できずにもうしわけありませんでした!」

与四郎「奇態の一年生の子守です。錫高野与四郎です。こんな蛞蝓更新なところにコメントありがとうございましたー」

喜三太「果ては綱手の癒し系、山村喜三太で〜す」

仁之進「喜三太よぉ、癒し系ってそういうこっちゃねーべ…。ほんとに医療担当してどうする。いや、そりゃーおめーには癒されんだけど…」

喜三太「今回は風魔三人組でお届けしま〜す。この三人でお返事は珍しいですね〜」

仁之進「桜花爛漫の番外編で、与四郎のお話があったんだが、あの話は地理的には一体どこらへんの設定だったんだべ?矢倉明神は足柄明神のことだってのは分かったけんども」

喜三太「ぼくは天竜川よりは東なんだろうなって、なんとなく思ってましたけど、街道沿いで追われてるなら一発で引っかかりますよね」

仁之進「学園からなら、海側通ってきた方がはえーべ?たまたま遥と出会うにしたって、どこらへんで出会ったんだか分かんねえんだよナー」

喜三太「与四郎先輩の任務はどのあたりで行われてたんですか?追われてましたけど、どこの忍者に?犬を警戒してたみたいですけど、もしかして同じ風魔?」

仁之進「まー風魔は山犬使う(っていう話がある)かんな」

与四郎「二人とも殺伐としたこと、聞かねーでくれ。言えるわけねーべ、一年生にそんなこと。…いや、そんなかんじで、アンケート結果をもとに出会いの話を書いたんだが、コレよー、おら後々地理関係の矛盾とかありそうでやりたか無かったんだヨ」

喜三太「いいじゃないですか。すごい忍者してますよ、与四郎先輩かっこいい」

与四郎「そっかー?コレな、けっこう初期から設定されてた話だったんだわ。でも、これから原作で『六年生が合同合宿とかしてた設定』が出てくる可能性があんだよな」

喜三太「そこのところは、うまいこと設定捻じ曲げてでも誤魔化してもらいましょ〜?ほら、遥先輩だけ不参加だったとかにすればいいんですよ〜」

与四郎「ま、それもそっか。ちゃらんぽらんだもんな、このサイト」

仁之進「元も子もねえ…。しかしまあそんな書き手のアンダーグラウンドを踏まえつつ、秋桜さまの感想を一気にのっけたいと思うだよ。ありがとうございます」



【『桜花爛漫』番外編!与四郎さんの『鬼』の概念がいいですね。
『恐ろしい者』=『鬼』じゃない。
私も←の感性は近代になってから定着したモノだと思うのです。
元々は『この世のモノとは思えぬ美しさ』や『神秘性』、『力強さ』に『神がかった才能』などなどなど、
『鬼』のイメージは昔ほど多彩だったのだろうなぁと思います。
そして、そんな感性で遥さんを見る与四郎さんは…何と言いますか、
『あぁ、風魔忍者は闇に近しい所にいるんだなぁ』とか『時代背景に沿っているなぁ』とか…
何よりも、(ちょっとHPがヤバい状態だったからとも思いますが)『鬼に惹かれる』という事を受け入れている姿勢が『らしい』と感じました。
14歳にして達観していると言うか何と言うか…うん、正に修験者的な感性だと思うのです。
風魔という忍者組織のイメージは本当に様々ですが、落乱では修験者なイメージが定着しつつあると思います。
時代背景的にも地理的にも『風魔』は修験者だったのかもしれないと思います…天狗ですね。
その一方で忍者として『生き抜いてやる』という姿勢もカッコいいです…正しく必死でしたね。
いつも見ている飄々とした余裕もありませぬ…でも、それでこそ、カッコいい。
そうですとも!
生きるのに必死な人間こそカッコいいのです!!(←少年漫画思考)
その両者の余裕が逆転してからが、また面白い。
『あぁ、いつも見ている与四郎さんと遥さんに戻った』と、何か安心するようなものがありました。
…と、言いますか、初対面からこうだったのですか、与四郎さん!
それでこそ与四郎さん!キャラで得していると思います。
ただ、『与四郎は警戒心が強いと思う』というのも、ここでの彼の様子からして納得です。
遥さんに出合ったばかりのこのエピソードでは、一見余裕がある様に『見せかけている』という風に感じ取りました。
そういう意味で『いつも見ている与四郎さんと遥さん』では無かったとも言えます。
…いやいや、ひょっとしたらいつも見ていた飄々とした与四郎さんも、実は『警戒心の高さ』の裏返しだったのかもしれませんね。
一見積極的で押せ押せ…に見えて、彼の内面には踏み込めない雰囲気がありますよね。
そういえば…これまで与四郎さんの内面の描写って、あまり見られなかった…或は直に表されていなかった様に思います。
もしかしたら、内心では余裕どころじゃないのかもしれません…強力なライバルもいる事ですしね。
遠距離な分、不利だったりもしますしね。
(でもごめんなさい。私は小平太さんを応援します)
個人的に、この出合いは相手の『美しさ』とか『可愛さ』だけに注目しない…一目ぼれとは違うモノも感じました。
(そもそも『一目ぼれ』も見た目云々じゃなく遺伝子レベルで惹かれあう結果だとか、何かのドキュメンタリーで見ましたが)
与四郎さん視点からの遥さんが、いったいどんな存在だったのか、良く解った様な気がします。

それから【この藍が、黎明なのか黄昏なのか、それは判断がつかなかった。】
…めいさんの作品は色の表現が本当に巧いと思います。
いえ、他にも風景描写が綺麗だと感じる場面は多々ありますが。
同じ『藍色』という表現でも、『黎明なのか黄昏なのか』という言葉が付け加えられた事で、空の透き通るような綺麗な藍色が自然と浮かび上がってきます。
【思ったよりも、この名前はすんなりと与四郎の中に入ってきた】…という表現も好きです。
『警戒心がなくなった』とか『何故か疑う気は起こらなかった』とか、ストレートに描写するよりも、ずっと奥が深い…言葉で直に言い表せないこの瞬間の与四郎さんの心境を語っていると思います。
心理描写は綺麗なのに、やっている事はセクハラギリギリセーフでしたが…いやいや、それでこそ『めいの!』の与四郎さんです!】



与四郎「これで一個、物語なんじゃねーの!?すげーいい話じゃんか!というか、話の最後に『解説』でのっけとこーぜ、コレ」

仁之進「感涙すんじゃねーよ、あと秋桜さまに全部ほん投げんじゃねー。与四郎、おめー時々すっげーガキっぽいナ」

与四郎「おらはまだ十五だっつの」

仁之進「ああ、そっか、そうだったーナー。ときどき忘れんだヨ、六年生の実年齢。…ところで、よくわかんない生き物を鬼とするなら、正しくアイツは【鬼】だーナ」

与四郎「んー、まー扱いが難しいってことだ。アイツを構成する半分は読み手なんだからナ」

仁之進「タイトルの『荒神』ってーのも鬼のことか?おらはあんまり聞いたことがねーけど…」

与四郎「実はおらもそうなんだけども、難しすぎて分かんなかっただヨ。西日本…瀬戸内周辺にはいっぱいあるらしいわ。成り立ちは複雑だけどとも、『荒魂』が神仏習合したみてーだな」

仁之進「鬼も似たようなもんか」

与四郎「○○童子ってのは、鬼に使用されるほか、神様にも使われる。雨宝童子って誰の事かわかるか?」

仁之進「いや…わかんねえな」

与四郎「天照大神を密教のとある思想ではそう呼ぶみてーだ」

仁之進「はー、風魔通ってっと、密教は必須科目だけんども、いろいろ複雑だーナー?」

与四郎「だべ?まったく、忍者すんのもせーがきれるこったヨ」

喜三太「よくわかんないですけど、ぼくは、たとえ鬼でも遥先輩好きですよ?」

与四郎「え?ああ、わりーな喜三太。おめーさんにゃまだ難しかったか」

喜三太「そうですね、まだちょっと難しいので自分なりに分かるところだけ秋桜さまの感想にコメントしたいと思います。気になったところはですね〜、与四郎先輩、秋桜さまはおおらかに言ってくださってますけど、セクハラはよくないと思いますよ?」

与四郎「あー、喜三太、それはだな…」

喜三太「ギリギリアウトですよ、与四郎先輩」

与四郎「あん時はおらもいろいろと…あー、ほら、得体のしれない相手に武器隠し持たれてても困るしヨー」

喜三太「せっかく与四郎先輩格好良いって言ってくださってるのに」

与四郎「う、そん…、いや、でもセクハラするおらが好きだってー意見は多いべーヨー!」

仁之進「おーい喜三太、あんま追い詰めてやんじゃねえ。あと、実は管理人が今回すげーと思ったツッコミがきてんだけど」



【話は変わりますが…まさか…遥さんの二つ名の『夜叉姫』って、この時のエピソードをどこかの誰かさんが尾ひれ背びれ胸びれつけまくって広めた結果だったりしませんよね?】


仁之進「コレな、コレ。裏設定だったんだがまさに突っ込まれただな」

与四郎「いやー、そんなつもりはなかったんだけんどもナー。い、いや、実際に広めたのはおらじゃねーですよ。いっこ下のどっかの誰かに話したら、面白がって学校中に広めやがったんさ。でも敵の忍者へのけん制ついでに学校の外に噂広めたのは先輩方だ」

仁之進「田舎ってのは噂の広まり方がおっそろしーナー」

与四郎「人の来るとこ限定されちまってるからな。ポイントつかめばアッと言う間だ」

喜三太「でももともと足柄の山姫は八重桐…金太郎のかーちゃんがいますよね。天狗も前々から出るっていう話はあったし…」

与四郎「富士の山はコノハナサクヤ姫のものだしな。山神は女っ子だから、山に鬼女が出ても珍しいこっちゃねーべ。鈴鹿の鈴鹿御前とか、鬼無里の紅葉とか、安達ケ原の鬼婆とか有名だヨ」

仁之進「だからこういう噂は広めやすかったんだべー」

与四郎「まあ、とにかく今回の話でおらのキャラが固まればいいなって思っただーよ。なにせ遠距離(常人の徒歩15日)だかんな…。こういう話でもしねーと伝わんねーし」

喜三太「じゃあ、遥先輩にはぼくからちゃんと、『与四郎先輩は遥先輩のことを鬼だと思ってる』って伝えておきますね〜」

与四郎「ちっと待て、喜三太っ」

仁之進「そんじゃー語弊があんべ!」

喜三太「今回のお話は、そういうお話じゃないんですか?」

与・仁『いやそうなんだけんどもっ』



大変遅くなって申し訳ありません!

それと、もう去年の話ですが久作の現パロについてもありがとうございました。
ガリガリくんは美味しいですよね。
夏になると、急に食べたくなるんですよ。
コンポタ味とか、一人で食べる度胸がなくて職場に差し入れてブーイング受けたりしました。
再現しようとした企画部も企画部ながら、マジで売り出した上層部も上層部だと思います。
さすが。


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