■ 短 編

□好きの止め方
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いきなりですが、聞いてくれ。
もし、自分の好きで好きで仕方のない人に恋人がいる。
と、知ったら貴方ならどうしますか・・・?


†††††


俺は高校2年の山本陸。
今は夏休み中でここ、海の家でバイト中だ。

ちなみにオーナーは俺の叔父さんで人手が足りないからといって俺をバイトに雇った。

最所はいやいやながらやってたが、
今となったら叔父さんに感謝。
なんといってもステキな出逢いがあったのだから!!

あ、常連とかそんな生易しいもんではないけどな。

もっと近くに、長い時間一緒に過ごせる・・・、
そう。同じバイトの従業員だっ!!!!

もし叔父さんが誘わなければなかったこの出会い。
俺は毎日が楽しくてしかたないのだ♪

さすがに告白する予定はないけどな。
俺は夏休み限定のバイトだし、海の家も9月いっぱいで、叔父さんは冬の事業に取り掛かる。

そんでその同じバイトの子はどーなのかな?って思ってその子ではなく叔父さんに聞いてみた。

そしたらなんと一年中らしい。
というかバイトではなくちゃんとした正社員だとか。

そう、バイトは俺の早とちりだったっつーこと。でも、働いてるんだし、あんま大差ないか。
いやあるけども。

そしたら、もし、冬休みもバイト来いとか言われたらーーーーー・・・・

はい。妄想はそこまでー。
俺はなんか乙女か、乙男かっ!妄想族かっ!

そんなこと考えてる間にあっというまに休憩時間に。

ま、俺は休憩時間も好きだけど♪
だって高橋さんと一緒にお昼食べれるし。

あ、高橋さんって俺の好きな人///
 

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