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□I belleve…
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「…てる」


「え?」


ついさっき明らかに不自然なソウルから後で大事な話があるからーーー二人きりになれる?

といわれ、わかったと軽く返事をしたが、心の中では期待をしていた。もしかしたらと


そして今現に自分の期待は当たっていた…が、


父上には人間と死神は全く違うんだどんなに仲が良くても、愛し合っていたとしても

人間はもって百年
はかない生き物なんだ

死神とは違ってね。

それに一応神なんだから人に対して感情移入しては駄目なんだよ。


と、常日頃から言われていたーーーー
それなのに…

勿論父上は好きだし、死神という事に誇りはもっている。けど、それと同時に

皆と同じなら

どんなに楽だったかとも…


例えば、
好きな人に気持ちを伝えたり

しかも、その気持ちを伝えたかった人から今告白されようとしている。から…

尚更に胸の鼓動が止まらない
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