二次創作作品


□『伝えたい想い』
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 やまぶき高校 図書館

夏目 「はぁ〜〜」

沙英 「…あれ夏目? こんな所でどうしたの?」

夏目 「さっ沙英!?」

夏目は驚き動揺しながら沙英を見た
そして、沙英に対しての態度をとった


夏目 「沙英ともあろう方が一体何の用事かしら?」

沙英 「私はちょっと用があっただけ」

夏目 「そう……」

沙英 「ん…」

沙英は夏目がこのような態度をとることは知っていたから深くは探ろうとしなかった。
そう“いつもの”夏目であれば・・・


夏目 「沙英。あなた少し時間あるかしら?」

沙英 「時間? なんでまた…」

夏目 「な、なんでも良いでしょ」

沙英 「まぁ一応はあるけど……」

夏目 「そ、そう……なんだ」

沙英 「???」

夏目 「沙、沙英は……その、すっ好きな人とかいるの?」

沙英 「そんなこと夏目には関係なにでしょ」

夏目 「そ、そうだけど……」

沙英 「夏目。どうかしたの?さっきから顔赤いよ……」

夏目 「そ、そんな訳ないじゃない」

沙英 「ふ〜ん」

夏目 「もう、わっ私は帰るから。じゃあね沙英」


夏目は早足でその場を去っていった


沙英 (一体なんだったんだろう?)

ヒロ 「沙〜英〜」

沙英 「ヒロ。ここだよ」

ヒロ 「沙英。…なにかあったの?」

沙英 「ヒロには分かるんだ」

ヒロ 「沙英とは長い付き合いだから」

沙英 「さっき夏目が居て好きな人いるのって訊いてきたから」

ヒロ 「沙英はなんて答えたの?」

沙英 「……」

ヒロ 「夏目さんには言っていないのね」

沙英 「うん」

ヒロ 「沙英。夏目さんを追わないと」

沙英 「なっなんで私が!?」

ヒロ 「それが沙英に出来る事…だからよ」

沙英 「う〜。ヒロがそこまで言うんだったら」

沙英はヒロに促されまま図書館を出て行った



ヒロ (夕飯…どうしようかしら? 夏目さん沙英に伝えられると良いわね)
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