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□Mating test_
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>ファイル名

Mating test_




├text
│ └・ロアー個体による
│  交配実験記録。

│  ・リクエスト
│  Mr.Tさん

│  ・関係者
│  (R-18に耐性の有る者)
│  以外閲覧禁止

│  ・本編の内容とは
│  関与しない


└記録
  ├映像
  │├Case.001 Failure
  :├Case.002 Failure
  :├Case.003 Failure
   ├Case.004 Success
   ├Case.005 Failure
   ├Case.006 Failure
   ├Case.007 Success
   ├Case.008 Success
   ├Case.009 Failure
   ├Case.010 Failure
   ├Case.011 Success
   ├Case.012 Success
   ├Case.013 Middle
  :├Case.014 Middle
  :└Case.015 Middle
  │
  ├text
  ├Secret file
  └研究室カメラ映像
   │
   ├camera.A
   ├camera.B
   └camera.C
    │
    ├x/xxーxx:xx:xx
    ├x/xxーxx:xx:xx
    ├x/xxーxx:xx:xx
    └x/xxーxx:xx:xx
     └開く...









フラムシオン
「何かご用かしら、エレン様。」




薄暗い研究室内



何に使うのかも分からないような機械や、緑色の液体に奇妙な生物らしきものが入れられた大きな培養カプセル等が点々と…



一部の壁には2m程の金庫のような鉄の扉が3つ並行してある



その真ん中の扉の前にはエレンが後ろで手を組み扉の方を向いて立っていた


そのまた後ろでフラムシオン、リム、シュムヴァ、カハル、エルニブラスの5人が立つ



エレン
「ああ、用があるのはエルニブラスとリム、後はシュムヴァだけでいい。


他は第2ラボに戻っていてくれ。」

カハル
「なんか超除け者にされたってカンジ。」

フラムシオン
「…わかりましたわ。」

リム
「またね、フラム〜。」


リムはフラムシオンに笑顔で手を振る

カハルとフラムシオンは出入口である銀色の自動ドアから歩いてその場を去った



エレンはシュムヴァ達の方へ振り向くと、口を開いた


エレン
「さて、残って貰った君達には俺様の手伝いをして貰う。」

エルニブラス
「激しくどんな手伝いだ?」

エレン
「手伝いと言っても実に簡単な話だ。


この3つの実験収納庫に各々1人入って貰う。


ただし"何があっても決して動かない事"だ。」

シュムヴァ
「な、中で何があるんだな…?

エレン
「心配しなくてもいい。

少々の手荒は有るかもしれないが、もしもの時は此方で手を打つ。」


そう言い終えると3つの扉は重くゆっくりと開かれる


扉の向こうは暗闇に染まり何も確認出来ない状況だった


リム
「ウヒヒッ、楽しそ〜♪」

エレン
「さあ、入りたまえ。」



シュムヴァは恐る恐る、リムは胸踊らせて、エルニブラスは平然と扉の中の闇に呑まれて行き、3つの扉はゆっくりと閉じていく…





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