犬夜叉駄文小説A(犬かごメイン)

□★[大切な人]
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 奈落との激しい戦いで、桔梗が逝ってしまってからも、旅を続ける犬夜叉一行。次第に犬夜叉の傷も、かごめと仲間の暖かい心で傷が癒え、ほとんど元通りの状態だった。
そんな今日も、また夕日が沈もうとしているため、早めにと山奥で見つけた一軒の空き小屋で一夜を明かそうと、珊瑚と弥勒や七宝が夕食の仕度を始めていた。


珊「ちょっと犬夜叉ー。あんたもそんなとこでただ見てないで、手伝いなよ」

犬「あー?別に俺がやらなくてもすぐすむだろぅ……って、おぃ。そういやぁ、かごめはどうした?」

珊「かごめちゃんなら、この少し先にある川へ水をくみにいったよ☆」

弥「それにしても少し遅くはないですか?」




その頃かごめは…

 4本の空のペットボトルに水をくんでいた。

すると―――――…


「おぃ、視ろよ。あんなとこに女がいるぜ」
か「や、野盗?!」

野「ナリは妙だが、…こりゃついてるぜ♪かなりの上玉じゃねぇか」

 四人の野盗の内の一人がかごめの手を捕らえる。

か「い、嫌っ」

パシッ

 手を払い除けようと払ったが…

野「威勢のいぃ女じゃねぇか。…やっちまえ!」


 一人の野盗はかごめの両腕を頭の後ろから固定し、かごめを横に倒し、二人の野盗はかごめの両足をそれぞれ片方ずつ固定し、一人はかごめの目の前に近寄った。


ビリッ、ビリリッ!

か「Σ!やっ……」

 野盗は容赦なくかごめの服を無惨に切り破り捨て、露な姿にさせた。

か「Σいっ…イヤ―――!」

 必死に叫ぶが、かごめの声は川の流れる音で消され仲間のいる方まで届いていなかった。

野「うひょ〜♪綺麗じゃねぇか。ひょっとして、この女まだ誰ともヤッた事ねぇのか?だったらこの俺が記念に遺してってやるぜ〜」
か「やっ…イヤッ!」
 野盗は、かごめの首筋、胸元へと赤い印をいくつも付けていった。

か「ぃゃ…ぃゃー…」





珊「やっぱり、遅いよ…私、見てくるから犬夜叉、ここお願い」

犬「あ、おぃ!珊瑚!………ったく(汗)」
 珊瑚は雲母の背に乗り急いで川の方へと向かった。







野「そろそろ、射れてやるか♪」


か「いゃぁ…ゃ…めてぇ…」

 もうどれだけ叫んでいたのか、かごめの声は少しかすれていた。

か「いやぁ…お願…ぃ、やめ…」

すると、一人の野盗の顔色が変わった。

野「お、おぃ…あれ…」
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