【犬夜叉空想小説!】
□犬夜叉空想物語 【6】
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か「その前に…」
かごめは桔梗の方へと歩みよった。
桔梗はすかさず弓を構えた。
か「貴方の術は直ぐにとけれるは」
かごめは桔梗の顔の前に右の手の平をかざし、神経を集中して神々しい光が放たれた。
その光は桔梗を包み込み、術がとけ桔梗は我にかえった。
か「これでよしっと」
桔「お前はいったい…」
かごめは桔梗の手を無理矢理とり、ルークのはってある結界へと入れた。
か「この結界に入った以上私か稚空以外、出ることは不可能だし、何があっても安全だから。あ☆ちなみにルークに何かしようとしてもム・ダ・ヨ♪」
かごめはウインクしてルークの結界から離れ奈落の目の前へと歩いていった。
奈落の近くへと向かったかごめは怒りを爆発させるかの用に目付きをかえた。
か「覚悟なさい!奈落!」
奈「ふん。お前ごときに何が出来る」
か「言ったわね。」
かごめは呪文を唱え技を繰り出した。
か「スパーク・リングプレッシャー」
すると黒い手の平ぐらいの球体が稲妻(イナズマ)を放ちながら、かごめは勢いよく奈落へと飛ばした。
奈落は結界をはった。
しかしかごめの攻撃は見事奈落に命中し、結界も破り腹を貫いていった。
奈「な…に…」
奈落は傷をおって、これ以上の滞在は不可能だと思い姿を消した。
か「Σんなっ!に…逃がした…。」
ルークは安全になったのを確認し、結界を解いた。かごめは皆の居る方へと歩みよった。
か「みんな、大丈夫?傷の手当するね」
かごめは修行で身につけた癒しの力で、弥勒、珊瑚と傷を次々と綺麗に直していった。
か「犬夜叉、大丈夫?」
犬「お前…その力はいったい…」
かごめは苦笑いしながら癒しの力で傷を治した。
か「いろいろと事情があるのよ。さ!村へ戻りましょ」
催眠からとけてからまだ目を覚まさない稚空はペガサスに身体をあずけ、桔梗も一緒に全員村へと戻った。