【犬夜叉空想小説!】
□犬夜叉空想物語【1】
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犬「桔梗が…死んだ…?…っ」
か「…犬夜叉…」
犬夜叉は一人で桔梗を探しに行った。
犬「桔梗ーーーーーっ、どこだーーーーー!!」
か「犬夜叉…」
犬夜叉の帰りを待っているうちに真っ暗になり弥勒、珊瑚、七宝、雲母は眠りについていたが、かごめは起きたままだった。
しばらくして犬夜叉が戻って来た。
犬「!…かごめ…。ずっと、起きてたのか…?」
か「うん…」
か【犬夜叉…】
かごめは心の中で名前を呼んだ。
犬「すまなかったな…。もう、いいんだ…」
か【全然いいって顔してないじゃない】
かごめは、心の中で言った。
と、そのとき
か「ん!?」
かごめは悪魔の気配を感じとった。
犬夜叉と桔梗が抱き合うとこを目撃してから、数ヶ月犬夜叉たちとは離れて別行動をしていたある日に、光の巫、『憐華(れんか)』の霊に出会い、かごめは光の巫女の力を持っていると告げられ、そして過去にいた悪魔という邪悪な組織がまた動き始めた。その1番強い悪魔を操る張本人、『闇の巫女』を倒してほしい…と憐華に言われ、憐華が贈ってくれた『ルーク』という黒い羽の天使と一緒に山奥の憐華が修行していた村で憐華、そして光の巫女に詳しい人の元で修行に励んでいた。今は光の巫女の力を借りて悪魔を倒していた。
悪魔は物にとりつくこともできる生き物。奈落とは別の生き物で闇の巫女は大昔、憐華に封印されていたが、封印がとかれてしまい、また悪さを始めていた。
か【どうしよう…。今、抜け出すわけにはいかないなぁ…】
か【桔梗…かぁ〜…。そういえば今頃、稚空どうしてるかなぁ〜。心配、してるかなぁ…逢いたい‥な…逢いたいよ…。勝手に出て来ちゃったから、怒ってるかも…。稚空…】
稚空とは、犬夜叉と桔梗が抱き合い、誓いのようなことを話している姿を目撃してしまい、一人で勝手に何も言わず、数ヶ月の間離れて行動していたのだが、その間に出会ったのが稚空という少年で、彼はかごめと同じ現代に住む人間だった。稚空もかごめと同じで、悪魔を倒す使命を託されていた。かごめは、数ヶ月の間、力や体力をつけるため修行していた、そんな修行の時も稚空と一緒で、常に二人は一緒にいた。かごめは、そんな心の支えとなっていた彼を意識し始め、最近ではあるが、好きなんだと気づき始めた。