【犬夜叉空想小説】の番外編(^w^)

□新たな出逢い (前編)
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そう、これは私と稚空が初めて出会った頃の話…



か「さてと、これで準備は出来た」

いつもの黄色のリュックに荷物を詰め、背負い井戸へと向かい戦国時代へと向かった。

辿りついたころ…
ポツ…ポツ…

か「あ、やだぁ…雨…。」

と、上を見上げたら白い光が…
死魂虫が辺りを飛んでいた。

か「死魂虫…」
か【桔梗…】

自然と足は御神木のある先へと向かっていくと…

やはり犬夜叉と桔梗がいた。

桔梗はどうやら妖怪に殺られたのか傷をおっていて御神木にもたれていた、そんな桔梗を気遣う犬夜叉。

その頃には雨が少し強くふっていたため、かごめの匂いが解らなかったのか気づかない犬夜叉は、

犬「寒くねぇか?」
と、心配する犬夜叉。

桔「私の体は墓土で出来ているからな、寒さなど感じぬ…。…犬夜叉…」

すると、桔梗は犬夜叉に抱き付いた。

犬「桔梗…」

無意識なのか抱き締めかえす犬夜叉。

そんな二人を見ていたかごめは…

か【やだ…やだよ…こんな…。…解ってる…こんな事は解ってるはずなのに…でも、やっぱりやだよ…。犬夜叉はやっぱり桔梗の方が私よりも愛してるんだ…】

涙が自然と溢れこぼれる…
そしてその場から逃げ出すように走り井戸へと向かう。
向かうにつれ雨は酷くなり、井戸につく頃にはかごめはすっかりびしょ濡れ…

か【もぅ、犬夜叉と旅はしたくない…もぅ疲れちゃったよ…】

そして井戸へまた入り現代に戻った。
現代でも雨は土砂降り。

もう何も考えられず、御神木の前でぼぉーっとただ見てたっていた。
何かが終わってしまったかの様な目で…

すると、
「おい」
誰かの声がした。

ふと、声のする方へと見ると一人の青年がたっていた。
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