nvl

□MLS学校生活!
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サラは恥ずかしそうに走っていった。


ヨ「ちょ・・・ちょ・・・読もうぜ」

――――――――
六氷君へ

突然手紙なんか書いちゃってごめんね。
実は伝えたいことがあって。

私、六氷くんのことが好きなの。
気づいたら目で追ってしまうの。

六氷君があたしにこれっぽちも興味ないことわわかってるの。
だけど、一度でいいからデートしてください!

無理ならかまわないよ。

サラより
―――――――

ヨ「ウヒョ―――!!」

ム「なんだこりゃ」

ビ「なんだこりゃはないでしょムヒョ」

エ「まっすぐな人だね。とても美人だし。」

ヨ「ムヒョ、これお前の人生最大のチャンスかもよ!?」

ム「けっ。興味ねえな」

エ「1度でいいって言ってるんだからさ、1度だけ付き合ってみなよ!」

ヨ「エンチューの言うとおりだぜ。まったく俺だったら1度じゃなく何度でもデートしてあげるのにな・・・」


ビ「ムヒョ、やめといた方がいいかも」

ヨ「え゛――!!ビコ何言っちゃってんの!?!?」

ビ「ま、ムヒョが決めるといいよ」

ヨ「いくよな?」

ム「あ?行くわけなかろうが」



5日後


ム「何で俺がこんなことに・・・怒」

ヨ「エスコートしてやれよ!!」


どうしてムヒョがデートする羽目になったのかというと、ヨイチが「行かなかったらこれから毎日授業のある日、お前起こしてやらねぇ」と弱みを握ったからである。

「ムヒョ君!来てくれたんだ・・・。ありがとう!」

ム「けっ・・・来たくて来たんじゃねぇ」


「え・・・そうなの・・・・・・・」

ム「ったりめーだ。お前みたいなカスなぞ俺の彼女に値しない。」

「・・・っもうムヒョ君なんて嫌いっっ」


ム「何だとこの豚女!!激怒」

ヨ「おいおい〜〜」

エ「ムヒョったら・・・」

ヨ「捨て台詞・・・豚女はだめでしょ・・・」

エ「まっムヒョらしいね」

ム「まったく胸くそわりぃ・・・怒」


3日後・・・・


ビ「今度はエンチューだって」

エ「・・・ボクは勉強で忙しいから・・・苦笑」

ヨ「俺じゃないのね・・・涙」



そうして後日、サラはとてつもなく気が移るのが早い女だということをビコから聞かされる3人であった。

(ムヒョは7人目だった)


【完】


 
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