でぃずにー
□大会後2
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ひとみは青木、つぐみ、ルイから貰った招待状でディズニーキャッスルのコンサートにやってきていた
3人に頼んで、招待状を三枚もらうことで、ハンクとマーリーも連れてきていた
コンサートはかなり大規模なもので全席満席だった
関係者席の方を見ると、いかにもオーラがある人たちがいて、その中にハンターも座っていた
しょーが終わり、ハンクとマーリーに青木たちを紹介する
マーリーがキラキラしていて、ひとみは安心して1人で廊下にでた
ちょうどハンターがセバスチャンたちと話していた
久しぶりにみたハンターだったが、悪の根源のセバスチャンもいるため少しとまどうひとみ
ハンター「来てたんだな」
ひとみ「…どうも」
ハンター「…聞いたよ。コーチに復帰したって」
ひとみ「ぁ、そうなの。この前は、ありがとう。色々聞いてくれて」
ハンター「別に笑 まぁ、…次の大会を楽しみにしているよ」
ひとみ「えぇ、こちらこそ。…あの」
ハンター「じゃあ悪いが、僕はもう行くよ。」
ひとみ「…そう…あえてよかった」
なんだか急にハンターの態度が今までよりそっけなくなり、すぐに話を済ませさっていく
振り返ると遠くにいるセバスチャンと目が合い、にやっと微笑まれた
青木たちにコンサートのあとの関係者限定のパーティーに招待された
ひとみは先ほどのハンターのそっけなさがきになり、断ろうとしたが、嬉しそうなマーリーをみるとそうもいなかった
パーティーはご馳走がたくさん並べられれていて、ステージではプロダクションのキャストが交互にパフォーマンスしている
会場にはキャストやスタッフ、プロデューサーだったり、他の事務所の偉そうな人たちだったり、自分たちのような関係者の客も来ていた
マーリーやハンクは色んな人と交流していたが、なんだか馴染めずシャンパンをちょびちょびのんでいると、後ろからちょんちょんと叩かれる
ひとみ「?青木、、」
青木「よ。せっかく呼んでやったのに元気ねーな」
ひとみ「ごめん笑 なんかマーリーが元気になったから、安心しちゃって、、気が抜けちゃった」
青木「あーあの子ね。確か大会で倒れたんだっけ?ディズニー目指したいていってたけど」
ひとみ「うん。。一時は諦めたて、落ち込んでたから、、今日は連れてこれてほんと良かった。ありがとね」
青木「どーいたしまして。で?おまえは珍しいじゃん。これ料理全部食い放題だけど?」
ひとみ「何でそんな食いしん坊キャラみたいに笑」
青木「ビュッフェとかいくとアホみたいに騒ぐじゃん笑」
ひとみ「うーん、、ここの料理こりすぎてて、、ちがうんだよねー」
青木「あーそれはわかる。ぁ、始まるわ」
ひとみ「ん?…っ」
青木がそういい、ステージの方を真剣にみ出す
ひとみも見ると、ステージに上がったのはハンターとハーモニーだった
疲労したデュエットは「breaking hert」
初めてのハンターの生のパフォーマンスに、ひとみは目が離せなかった
青木「…すごいよな」
ひとみ「ぅえ?」
青木「おまえ聞いてた?笑」
ひとみ「ぁ、ごめんパーティーとかほんとはちょっと苦手でぼーとしてた笑」
青木「そういやそうだったな、」
ひとみ「あの2人は一応青木の先輩にあたるんでしょ?青木もいつかあーなるかもね」
青木「男の方は先輩てよりほぼ上司だけどね笑 あのグループ上層部ていわれててさ、、俺らぐらいの代からは憧れつつ嫌われてんだけど、やっぱすごいよなーオーラが」
ひとみ「あーどっちも性格悪そうだもんね」
青木「お前がいうな笑 てか、ひとみさ…」
ひとみ「?」
青木「なんか、…つぐみたちから噂きいた?」
ひとみ「……」
青木がいっているのは、おそらくハンターと自分の噂だ
ひとみ「…なんの?」
青木「んーなんか、、」
青木が言いづらそうに髪をくしゃくしゃしていると、
女の子が話しかけづらそうにしながら、「あの、写真とサイン良いですか?」とやってきた
青木が「あーいいよ」と応えてファン対応しだしたので、ひとみは空気を読んだように離れる
ひとみ「ちょっと空気吸ってくる」
青木「おぉ。迷子になんなよー」
空気を吸いにバルコニーにでて、ため息をつくと、またもや誰かに肩をたたかれる
振り向くとそこにはにやけ顔のミーヤキャット
セバスチャン「やぁ笑」
ひとみ「……でた。」
セバスチャン「ひどいなぁ。まだあうの3回目だってのに」
ひとみ「わたしあなた嫌い笑」
セバスチャン「相変わらず言うねぇ笑 ハンターに冷たくされていらついてる?笑」
ひとみ「…は??」
セバスチャン「さっき悲しそうな顔してたから笑」
ひとみ「どれだけ詮索するの。うざいんですけど、、」
セバスチャン「まぁまぁ。ハンターの親友として、君とは仲良くしておいた方が良いと思って。直感で」
ひとみ「何が仲良くよ。いらない噂流したくせに」
セバスチャン「噂?あぁホテルの部屋のこと?あれは僕が流したんじゃないし、だいたい事実だろ?笑」
ひとみ「……。」
セバスチャン「そんな顔で見るなって笑 ハーモニーに色々ふきかけた件なら既にハンターに怒られたから僕も反省してるよ笑 」
ひとみ「へーー。」
セバスチャン「いやーハンターが君みたいな美人でもないし歌もダンスも下手な子にかまうのは珍しいんだよね。ただ度胸が買われたんだろうけど」
ひとみ「…あっそ。」
セバスチャン「でも、相手がハンターなのが残念だったね笑 有名人だし、もてるからスキャンダル起こすときついよー笑」
ひとみ「…あなたただ起こして遊んでるだけでしょ?」
セバスチャン「いやいや笑 その感じだともう人並みあったんじゃない?笑 ハーモニーが店まで押しかけたっていってたけど」
ひとみ「てかあのピッチに店教えたのもどうせあなたでしょ?」
セバスチャン「ビッチ?笑 やっぱり君やるねー。あのハーモニーをビッチよばわりね」
ひとみ「どうみてもビッチじゃん」
セバスチャン「いっとくけど、ハーモニーは実力でハンターから認められてる。一方君は?笑 全く認められてないよね」
ひとみ「……。」
セバスチャン「ま、同じコーチ仲間として可愛がられてるみたいだけど笑 ま、もうそれもあんまないかもね」
ひとみ「…なんで」
セバスチャン「君との色々が面倒だから君を避けてるだろ。明らかに。最近君の店にも行ってないみたいだし笑」
ひとみ「あなた彼のストーカーなわけ?笑」
セバスチャン「いや?笑 まぁジェフたちもふくめ、僕らは同じホテルで暮らしてるからだいたいわかる。」
ひとみ「…あっそ、、」
セバスチャン「それに後期にはコーチはやめてパフォーマーとして復帰する予定らしいし」
ひとみ「は!?わたしにあれだけいっといて…?」
セバスチャン「なに言われたか知らないけど、ウォブラーズは優勝した。ハンターの目標は達成したってわけ」