あいであ
□続課長がすきです
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エレン「リヴァイチーフ!ひとみさんがいらっしゃってます!」
リヴァイ「あ…?」
ひとみの姿を見たのは久しぶりだった
リヴァイ「……なんだ」
ひとみ「ぁ、リヴァイさんじゃなくてナミさんを探してて…」
エレン「あ、そうだったんですか⁉」
リヴァイ「…ナミなら今外回りだ。今日は直帰といっていたから戻らないかもしれねえ。何かあるなら伝えとく」
ひとみ「そうでしたか。じゃあ、明日の16時からカイくんの面談するので、カイくんのスケジュール空けて下さいと伝えてください」
リヴァイ「あ?面談?」
ひとみ「はい。面談です。」
リヴァイ「………」
面談なんてきいてない…
他の新人がそんなんうけてるともきいていなかった
ひとみのめをじっとみると、その眼はなんだか怒っているようにもみえた
リヴァイ「……わかった。伝えとく」
ひとみ「お願いします。では」
わざとなのか本能なのか
今までみたいに「先輩〜」「お願いです〜」といったかんじではなく、どこかカタカナよみのようにまっすぐ言ってくるひとみになんだかイラついた
イラつくと同時に、ひとみの怒りはどうやら俺とナミのことにむけられているものではないようで気になった
ひとみが仕事のことで起こるのは珍しい
ナミ「え⁉面談?ちょ、なにそれ聞いてないんだけど」
リヴァイ「知らねえよ。とにかく今日の16時にカイをひとみにかしてやれ」
ナミ「……リヴァイくんひとみちゃんだからって甘くしてない?」
リヴァイ「あ?馬鹿いえ。仕事中にそんなことしねえよ。」
ナミ「………」
リヴァイ「……人事のあいつがいうんだ。
それからその日は部下の外回りの面倒をみて、エルヴィンやミケ、ハンジとの会議にむかった
カフェテラスでひとみとナミの部下カイが二人で話しているのが見えた
面談てやつだろう
なんだか様子がおかしいのが、ひとみがカイをなだめてやるように話を聞いてやっていたからだ
会議をおえてオフィスにもどると、ナミがもめている声がきこえた
ナミ「そういうこと勝手にかれると困るから」
ひとみ「わかってます。ただもう定時は超えているので」
ナミ「だからって勝手に帰して良いわけないでしょ?あなたの直属の部下じゃないんだから…」
リヴァイ「……おい、何ピーピーわめいてる」
ナミ「リヴァイくん…、、カイの面談が長引いて、しかも定時すぎたからってひとみちゃんが勝手に帰しちゃったの!」
ひとみが「長引いたのは申し訳ないと思ってます。ただ定時はもう超えているので」
ナミ「定時こえてもまだやらなきゃならない仕事が山ほどあるのこっちは」
ひとみ「まだ新人ですよ?」
ナミ「新人とか関係ないからうちにいる限り」
リヴァイ「落ちつけ。とりあえず今日は返したんだろう。なら仕方ねえ」
ナミ「リヴァイくんまで…」
ひとみ「…………」
リヴァイ「だが、あいつはナミの部下だ。帰すにしてもナミに許可をとってからにしろ」
ひとみ「……申し訳ありません」
ナミ「たく…、、」
ひとみ「……ちょっといいですか」
リヴァイ「…なんだ」
ひとみ「……彼、ここに配属してから定時で帰ることがほとんどなくて、疲れてるみたいです。もう少し、手厚くしてあげてくれませんか」
リヴァイ「…………」
ナミ「……残業は仕方ないじゃない。それに、私達が入ったときなんて、そんなのあたりま」
ひとみ「誰もがお二人みたいに頑張れるわけじゃないんですよ。