課長に恋をする

□課長とあの子
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俺は今年の4月、今の会社に入社した



4月一杯はほぼ研修で、社会人の基礎を学ぶ合宿だったり、勉強会だったり、実践的なことはほとんどなかった


5月には配属先が決まり、俺は現在いる第二営業部に配属された。中でも、何故か俺は特別営業課というところに配属され、今はリヴァイ課長の元で働いている

5月、6月はほぼリヴァイ課長や、先輩のペトラさん、オルオさん、エルドさん、グンタさんが付きっきりになってくれて仕事を覚えることができた

リヴァイ課長は普段めちゃくちゃ厳しくて、たまにパワハラちっくなとこもあるが、なんだかんだ部下をすごく大事にしていて皆んなに尊敬されてる

俺も初めはリヴァイ課長の直属の部下になるなんてくそだとおもってたが、今では心からリヴァイ課長を尊敬していて、実はリヴァイ課長を目指している




リヴァイ「おいエレン、報告書はすんだのか」

エレン「ぁすみません!今やっています!」

リヴァイ「ぼけぼけするな。定時までに終わらせろよ」

エレン「はいっ‼」



リヴァイ課長がいうには、あまり社員に残業させないよう上から言われているらしく、課長はいつも定時一時間前に仕事のペースをあげさせる


そんな課長はいつも定時には帰らない。おそらく毎日残業しているのだろう。仕事ができないやつが無駄に残るのと、仕事ができる人が残って仕事をするのではわけが違うということだ



エレン「リヴァイさん、おつかれさまです!お先に失礼します」

リヴァイ「…ああ」



仕事をおわらせて、リヴァイ課長に挨拶すると、課長はデスクに座って書類をながめたまま適当にこたえた


リヴァイさんが課長になったのは、実は今年かららしい


それでも風格がしっかりしているのは、前から優秀でエルヴィン部長の右腕とも言われていたからだ。「人類最強」と呼ぶ人もいるほど、みんながリヴァイさんに一目を置くくらい仕事ができたらしい

しかしリヴァイさんがだるがって昇格せずにエルヴィン部長の元で右腕として働いていたとか……


どちらにしろリヴァイさんが、課長にしてはまだ若くてしかも最強であるということは間違いない




ペトラ「ねえーエレン!今日のみにいかない?」

エレン「あ、いいですね!俺も行っていいんですか?」

ペトラ「うん!今のところハンジさんとオルオとエルドがくるから」

エレン「行きます行きます!」



俺は本当に先輩に恵まれたとおもう

俺の先輩たちはいつも飲みに誘ってくれて、おかげで先輩たちともとけこむのが早かった

ミスした時は厳しく叱られるけど、先輩たちはいつもそのあと飲みに連れて行ってくれて慰めてくれる



俺たちはいつも会社の最寄駅の近くにある居酒屋でのむ

最初はペトラさんとオルオさんとエルドさんと四人で飲み、エルドさんの彼女について色々話したりしていたが

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