リヴァイと大人になる

□他の問題
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最近私はほとんどリヴァイ先輩の部屋に住み着いてる



リヴァイ先輩から一緒に住もうともちかけられて、実際にはまだ一緒にすんでるわけじゃない

リヴァイ先輩の部屋で住むには、二人とも完全にプライベートがないから、二人ですむならプライベートがつくれる部屋を探そうとお互いに意見が一致した

今はとりあえず先輩が忙しいので

完璧に同棲するまえに、一緒に暮らすのに慣れておこうということでわたしはほとんどリヴァイ先輩の部屋で暮らしている

最初は、一緒に暮らし出したら愛想つかされるんじゃないか、また先輩がわたしにいらいらしちゃうんじゃないかと不安だったが

今まで一人ぼっちだったわたしは、部屋にいると夜中に先輩が帰ってくるのは嬉しくてたまらない

先輩はいらついた時は私を蹴っ飛ばすか、「吸ってくる」としばらくベランダでしばらくタバコをすっているので、互いに無理し合うということはない






ただ問題はまだまだある






まずパパのこと


先輩はパパと会ってくれるといっているが


私は正直、先輩をパパに合わせたくない


私のパパは変だ


それになんというか、なんだかちょっと若いし、ロックおたくだ

リヴァイ先輩と相性が良いとは思えない


先輩をパパと合わせることで、私と先輩の関係がこじれることは正直目に見えている


だから合わせたくない…





そしてもう一つの問題として





私はまだ先輩に言っていない




摂食障害のことを




普段この症状はでない

私はひとよりいっぱい食べるほうだと思う

が、それも1日の終わりに症状がでて全て戻してしまうのだ




このことをどう先輩に説明しよう




またどうしようもないやつと思われないだろうか



呆れられないだろうか。ひかれないだろうか




とりあえず今の所はばれていないからラッキーだ









ひとみ「先輩おはようございます」

リヴァイ「……今朝ははえーな。」

ひとみ「先輩の出勤をみおくりたいのでっ」

リヴァイ「……てめーにも生活リズムがあんだろ。夜勤だってあるし、無理に毎日みおくらなくていい」

ひとみ「でもおみおくりしたいです」

リヴァイ「……したいならいいがな」


先輩がスーツをきて、鞄をもち玄関にむかう後ろをついていく


ひとみ「先輩、今日は夕飯はどうします?そろそろわたしがつく」

リヴァイ「やめろ」

ひとみ「……はい……」

リヴァイ「……てめーが台所で使っていいもんはなんだ?」

ひとみ「……コーヒーポット…ティファール…電子レンジ……です……」

リヴァイ「……わかってるならいい、夕飯のことはまた連絡する」

ひとみ「了解ですっ」


先輩がドアノブに手をかける


ひとみ「先輩先輩、」

リヴァイ「あ?」

ひとみ「いってらっしゃいですっ」

リヴァイ「……いってくる」



私はこの時間がめちゃくちゃ好きだ


まるで夫婦みたいだし、見送る人がいるのは本当にうれしい


1日の始まりと終わりに先輩と会える。これ以上にわたしのテンションをあげるものはない
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