でぃずにー2
□モニカ編
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「どうしても話したいことがある。今日会ってもらえませんか?」
久しぶりに親友、いや元親友のひとみからそんな連絡がきた
いつかは仲直りするだろう、なんとなくそう思っていたし、寂しがりやなひとみのことだからそのうち泣きながら謝ってくることはわかっていた
最近反抗期が過ぎていて、ひとみにこんなに嫌悪感を抱いていたのは初めてだったが
いつしか仲直りするのなら、早い方がいいと自分でもわかっていて、「いいよ」
と返した
久しぶりに会ったひとみはなんだか少し痩せたように見えるし、顔も少し疲れていて
最近の反抗期はストレスかな、と感じた
ひとみ「久しぶり…、ごめんね急に呼び出して」
モニカ「うん…。で?話したいことがあるって?」
ひとみ「ぅん……、どっかカフェ入らない?ゆっくり話したくて…」
モニカ「………」
ひとみ「……だめ?」
モニカ「……忙しいから、…できるだけ簡潔に話してほしいんだけど?」
ひとみ「………」
何故だかこういうときはツンケンした態度しか取れない
ひとみの眉を下げた顔すらもむかついてくる
ひとみ「ぁのさ……最近、…ごめんね…?」
モニカ「………」
ひとみ「……ドタキャンとか、…あと、嫌なことばかり…言っちゃって…イライラしてて、」
モニカ「……そうね」
ひとみ「……私に、…思ってることがあったら言ってほしぃ、…思い切って…」
モニカ「………」
ひとみ「…絶交とか言っちゃったけど、…モニカは大切な親友だから、…仲直りしたい、」
モニカ「……はぁ…」
ひとみ「………」
モニカ「……ひとみさ、いつも反省した反省したっていうけど、何も変わらないじゃん」
ひとみ「………ぅん」
モニカ「…
モニカ「…ハンタークラリントンとのことも、正直今回はあんたが悪いと思う。遠くで頑張ってんだからさ…せっかく話せる時に、あんたにあんな色々嫌味言われたら嫌でしょ…、向こうが大変になることわかってたんだし…」
ひとみ「……ぅん…」
モニカ「…ドタキャン多すぎだし、元々ひとみにも非があるんだからさ、」