でぃずにー

□州大会2
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ハンク「じゃあ今日の練習はここまで。」

ひとみ「それぞれ、次回までにMan in the mirrerの振り付け覚えてきてよ」


メンバーが解散する
残るメンバーは残って練習を続けている

そんななかひとみがそそくさ帰る準備をする


ハンク「今日も仕事?」

ひとみ「…いえ?今日はちょっと…用事があるの…」

ハンク「用事?あーもしかして、デート?」

ひとみ「あー、まーそんなもんかな、、じゃ」









ひとみ「やばいやばいやばいやばい」


ひとみが急いで向かったのは映画館

今日はナイトムービーの日で、ひとみが好きな昔の映画「サブリナ」をやるひだった

普段散々ハンクの古い選曲に文句つけてるくせに、古い映画が好きとはとても言えなかった






クライマックスのシーン、男が女を追って船にのるシーンで、ひとみは涙を流して鼻をすする

昔から映画には弱く、少しでも感動できるシーンがあると泣いてしまうくせがあった




ガサガサ、ボリボリ、



せっかくの良いシーンで、隣から音がきこえる



ひとみ「(こんな良いシーンでなんなの、、?)」



静かに少し離れた隣の席をみると、その人物は眉をしかめてこちらをみていた





ひとみ「まじで?」
ハンター「まじか」








ひとみ「…それうるさかったんですけど」

ハンター「ぐずぐずうるさいやつがいるかと思えばまた君か。というか、君も涙を流したりするんだな」

ひとみ「…さいあく…。誰にもばれないように毎月通ってたのに」

ハンター「…ナイトムービー?」

ひとみ「そう。大体今日はすっごく楽しみにしてたんだよ?サブリナは小さい時から好きな映画なの」

ハンター「……オードリーの映画なら暗くなるまで待っての方が面白いと思うけど
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