ただ課長のそばにいる

□社員旅行
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夏ももうすぎて気づいたら秋になっていた



俺たちはいま、大型バスで伊豆に向かっている



そう、これは社員旅行で、横浜市支社のほとんどが参加する大きな旅行だ




ちなみに開催されるの四年ぶりとのことだ






バスが旅館に到着すると、食事準備担当はBBQの準備をはじめる。それ以外は片付け担当で、この時間は風呂に入ったり色々自由にすごしていいらしい





俺たちはリヴァイ班は片付け担当なので(片付け好きなリヴァイ課長が権力でむりやりそうなった)、それぞれの部屋に荷物をもってむかった

ちなみに俺はオルオさん、エルドさん、グンタさんと同室で、いつもの仲間と楽しくやれるので楽しみだ

ちなみにペトラさんはハンジさん、ひとみさんやミカサと同じ部屋らしい

リヴァイ課長はエルヴィン部長と二人の良い部屋らしい(そりゃトップの2人だもんな…

ちなみにミケ課長は家族サービスのためこの旅行にはきていない






エルド「さあ、さっそく温泉でもはいりにいくか!」

グンタ「そうだな、」


俺は先輩たちと共に浴衣や下着をもって温泉に向かう



普段の仕事仲間とこうして肩を流しあえるのは、なんだか良いなとおもった








すると
キャハハハハッと声がして、どうやら隣の女風呂に女性陣が入ってきたようだ




ひとみ「え、ミカサ腹筋すごーいどうしたのそれっ」

ミカサ「あ……わたし柔道部だったので」

ひとみ「まじで⁉いがいー、てかミカサ巨乳‼」




ひとみさんうるせえ、、、




ペトラ「ひとみ聞こえちゃうよ?あっち男湯なんだからー」

ひとみ「大丈夫だよー聞こえたらサービスサービス」

ペトラ「もぉ、、」




エルド「……おもいっきし聞こえてるな、、」

エレン「ですね……」





ひとみ「いいなー、、ペトラちゃんもミカサもスタイルよくて」

ペトラ「別にそんなことないよ」

ひとみ「あるよー!わたし海の時からずっと思ってたんだよねー」

ペトラ「えーひとみとかわらないって、それに…胸はひとみの方があるし…こっちがうらやましい」

ひとみ「チーズいっぱい食べればおっきくなるよー」

ペトラ「え、そうなの?食べようかな」

ミカサ「絶対うそですよ…それ…」

ひとみ「えじゃあミカサはなんでおっぱいおっきいの⁉」

ミカサ「……鍛えてたら…自然に……」




オルオ「なんつー話してんだあいつら……///」

エレン「オルオさん…顔赤いですよ…」

オルオ「うるせーよがきんちょ!」

エルド「おまえらなぁ……」



俺たちがこそこそはなすと、向こうは俺たちがいるのに気付いてないらしい




ひとみ「ぇちょっとミカサおっぱい触らして」

ミカサ「え、な、なんで//」

ひとみ「わたしのも触っていいからー」

ミカサ「いや別に触りたくないです」

ひとみ「えーほらおっぱいって柔らかさとか人によって違うっていうから、、」

ミカサ「……そうですかね、、」

ひとみ「じゃあペトラちゃん触らしてっ」

ペトラ「……ひとみ…海でも、腹筋触って比較してたよね、、」

ひとみ「うん!だってみんな少しずつ違くて面白いんだもん!でもやっぱり優勝は先輩だけどっ」

ペトラ「……面白いって、、」

ひとみ「えじゃあ私のから触っていいからー…」

ペトラ「えぇー///」





グンタ「本当になんつーはなししてんだ……ておい、おまえら、、」




何故かおっぱいを触り合う方向になっているので、男の俺たちとしては反応してしまう
メルヘンな展開すぎる

オルオさんがどうにか隙間からみえないかと、女湯との間を挟む丸太の壁にへばりついていて、
俺もとっさに「見えますか?」ときいてあとをつづいてしまった



グンタ「お前ら……」

エルド「オルオ…ばれたらペトラに殺されるぞ」





ペトラ「え、すごいっ、柔らかいっ」

ひとみ「ぇへへー、おっぱいだけは自慢なのー」

ペトラ「私のこんなにないよ」

ひとみ「えそんなことないじゃん、ほらー変わんないよっ、むしろ張りがあってうらやましー」

ペトラ「そうかなぁ…」




エルド「……///」

グンタ「おい……エルド…お前婚約者いるんだから…」

エルド「わかってる……」





ひとみさんとペトラさんの会話にいよいよ俺とオルオさんが必死に丸太にしがみつくと、
男湯の戸があいた





リヴァイ「……は?てめーらなにしてんだ……」





リヴァイ課長だった……






ペトラさんが一瞬「あれ?いま声しなかった?」といったけど、オルオさんが必死に課長にしーっとジェスチャーしたので、課長もなんとなく察して静かに温泉につかった


一応小声で「あの二人馬鹿か…?」とエルドさんオルオさんに話しかけてるとこが課長の優しいところだ








ひとみ「学生時代の時にさ、彼氏に胸もまれるとおっきくなるって流行らなかったー?」

ペトラ「流行った流行った!」

ミカサ「……まだその話するんですか…」

ひとみ「あれって実際どうなんだろうね!」

ペトラ「嘘てきいたけど。ひとみはどうだった?もしかして胸大っきいの元彼にもまれたから⁉」




ひとみ「んーん‼それはない‼だってわたし……処女だもん……‼」









ひとみさんがそう言った瞬間、なんか俺の中に熱が吹き上げてやばかったが、それより前にリヴァイ課長がそこらへんにあったオケをすごい勢いで女風呂のほうに投げた






オルオ「課長それはっっ……!」

エレン「ちょ、リヴァイ課長っ……」





ペトラ「え、うそオルオいるの⁉まさかみんないるの⁉///」

ミカサ「え、エレンっ……?///」

ひとみ「え⁉先輩っ⁉先輩がいるんですかっ⁉」





オルオ「やべ……」

エレン「ばれましたね……」




完全にいることがばれた俺たちは、ペトラさんから「ちょっと!いるならいってよね!」という声がきこえる

エルドさんとグンタさんが「俺たちはいなかったことにしろ…」と退場した

向こうからはひとみさんが「リヴァイせんぱーいいますかー」と叫んできてる





ひとみ「せんぱーーいっ」

リヴァイ「ち、おまえさっきからごちゃごちゃうるせえんだよ」

ひとみ「え!先輩いつからいたんですか!」

リヴァイ「今さっきだ」

ひとみ「ならよかったですー!先輩ーきもちいですかー?」

リヴァイ「てめーがごちゃごちゃうるさくなかったらな」

ひとみ「えーーっ……」



こんな場所でもリヴァイ課長とひとみさんの調子は変わらない




風呂から出て、浴衣を着て部屋までの道を歩く

売店でアイスだのお土産だの色々売ってるのでついついひっかかってしまう

後から出てきたリヴァイ課長とひとみさんたちが後ろで合流して、売店にいるおれたちに合流した



ミカサ「エレン…さっき話しきこえてた…?」

エレン「え、あ、いやそんなには//」

ミカサ「そう……」


女性陣は先ほどの話を気にしてるみたいで、ペトラさんもオルオさんやエルドさんたちに「さっきいたなら言ってよねー」とはなしかけてる

気にしてないのはひとみさんくらいで、リヴァイ課長に「先輩っ、牛乳ですっ」とはなしかけてる


リヴァイ「……てめー嫌味か…」

ひとみ「へ?なにがですか…?やっぱりお風呂上がりは牛乳ですっ」

リヴァイ「……そうかよ…」

ひとみ「わたしフルーツ牛乳がいいです……」

リヴァイ「……買えと?」

ひとみ「…………ぇへっ」


ひとみさんが素直にフルーツ牛乳をねだるので、リヴァイ課長が「ち、仕方ねえな」とフルーツ牛乳と自分のぶんの牛乳をかってる

身長のこときにしてるのかな……

それから2人で並んでマッサージ機にすわってそれを飲んでる。仲良しだな……


俺もミカサとコーヒー牛乳をかって、そのむかいのソファーにすわった




ひとみ「あああああやばいですおいしいきもちいおいしい」

リヴァイ「……うるせえ」

ひとみ「えー、先輩はきもちくないですか?おいしくないですか?」

リヴァイ「……そうだな、上手いしきもちいな」

ひとみ「ふふ……先輩、身長のこときにしてるんですか?」




え、やべえこの人まじか

予測はしてたけどリヴァイ課長がひとみさんをぶったたいた




ひとみ「じょ、冗談ですよー」

リヴァイ「……うるせえ」

ひとみ「別に気にしなくていいじゃないですかー」

リヴァイ「お前殺すぞ」

ひとみ「やですうー……」

リヴァイ「やなら黙れ」

ひとみ「はーい……」

リヴァイ「…………」

ひとみ「……先輩先輩」

リヴァイ「……ち、なんだよ」

ひとみ「楽しいですねぇっ」

リヴァイ「……良かったな」
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