きめ

□生存if
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ひとみ「……、、、」


蝶屋敷のベッドに横たわったまま、鏡で顔を確認すると、毒を帯びた顔はだいぶマシになっていた

身体もようやく少し言うことを聞くようになって、まだ少し希望がもてる

しのぶには、「回復してももう今までのようには戦えない」と言われてしまったが、他人からそう言われたからといって、諦めることはできなかった

重たい体を動かしてベッドから起き上がると、それだけで心臓がばくばくいって、肺が苦しい







ーーー





ひとみ「はぁっ…はぁっ…、、」


少しでもリハビリしようと、中庭に出て太刀を振るっていたら、数回振っただけで身体が悲鳴を上げて息が苦しくなった

骨が痛くて勝手に涙がでるが、こんなことで根を上げていられない

一刻も早く復帰して柱にならないと、、、その焦りから、限界を感じつつも太刀を振るうと、くらくらと眩暈がして、身体から力が抜けて前に倒れかけるが、後ろから誰かに身体を抱きとめられた


ひとみ「、、、??」

煉獄「大丈夫か??
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