リヴァイと大人になる

□ちがう
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俺の大学からの友人であるハンジは、あまりナミのことをよく思ってないようだった


この前、たまたま居酒屋ではちあわせた時にナミがずかずかこっちにきて話の邪魔をしてきたからだろう
確かにあいつはちょっとそこらへんが肉食っぽい


ハンジと連絡をとるたびに「あの子大丈夫…?」とか「ひとみの方がよかったなー」とかいってくる



リヴァイ「……ひとみの話はするな。うるさい」

ハンジ「お、珍しく名前だした」

リヴァイ「てめーがごちゃごちゃうるさいからだろ」

ハンジ「だってリヴァイとひとみが仲良くなきゃわたしがやりずらいよー」

リヴァイ「……知るか。」

ハンジ「せめて友達として仲良くしてよー」

リヴァイ「……今は無理だ。あいつがいるといらいらする」

ハンジ「……散々連れて歩いてたくせに」

リヴァイ「……昔の話だ」

ハンジ「……はーあ。リヴァイとひとみがそんなんだと調子くるうなー」

リヴァイ「何度言わせる気だしつけえよ。次いったらころすぞ」

ハンジ「大体なんでナミさんと付き合いだしちゃうかなー、確かにあの子リヴァイのタイプぽいけどさ」

リヴァイ「……なら理由きくな。他に理由はない」

ハンジ「ちぇー、、あーあ…ひとみ最近寂しそうだなぁ」


ハンジが本当にしつこいので一旦首を絞めた。「ぐぇぇえ」とないていたが気にしない。しつこい




ひとみと別れたのは、あいつが俺を信頼していないから

あいつといるのが疲れたからだ。だいたい会社が一緒なのにナミと合うなというのはむりがある

し、前はそこまで束縛するタイプじゃなかった

なのに、仕事のことなど一気に色んな問題が起きたからか、心を解放させて無理難題言い始めた

それに、仕事で同期に裏切られて客を取られたり、色々災難だったがそれで会社をやめるのは根性がなさすぎる

もうガキじゃねえんだよ

大学時代からなにも変わろうとしてないあいつにいらいらした





リヴァイ「…………ひとみとは信頼関係が作れない。だから別れたまでだ。よりを戻す気はないし、ナミとは散々困難を乗り越えてきた、、」

ハンジ「……本当に信頼関係つくれない??」

リヴァイ「…………なにがいいたい。説得しようと」

ハンジ「ひとみがリヴァイを信頼できなくなったのは自分が悪いってわかってるだろ?」

リヴァイ「…………それはわかっている。だが、俺も信頼を取り戻そうと散々努力した。だめだったがな、だからもう上手くいかない」

ハンジ「……ひとみ…信じたくてもできないんだよ…信じようと努力してたけど」

リヴァイ「………あいつは努力なんかしねーだろ。変わろうとしない。そこが気に入らねえ」

ハンジ「……それは…変わる必要がないと判断したからだよ。プライドがあるから」

リヴァイ「………なんのプライドだよ」

ハンジ「……確かに要求はきつかったよ。…かなり束縛だとわたしもおもったし、それにリヴァイが頑張ってこたえてたのも」

リヴァイ「…………わかってるならなにもいうな」


おれがそういって、冷たくあしらうと、ハンジは黙る




ハンジ「…………この前ひとみから聞いたんだ。。親のこと」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……父親のこと自分から話したのは…リヴァイが初めてだし、リヴァイだっていってた」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……この前聞いたのは、ひとみの父親と母親の話だった」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……なんとなく勘付いてたけど、、ひとみはめかけのこなんだってね、」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……ひとみの父親が本当の奥さんと子作りしてた時期に、中々子作りが上手くいかなくて、そのときにひとみの父親が、他の女性と浮気して、そのときにできた子がひとみなんだって」




ハンジがわけわからないことを口走り始めた


なんでてめーがそんなことしってる


なんで俺には言わなかった




ハンジ「ひとみができてから、すぐに本当の奥さんとの子ができて、父親はそっちに夢中になって、ひとみと産んだ女を捨てたらしい。でも、ひとみを産んだ女もやがて他の男をみつけて、結婚するにはひとみを捨てるしかなかった。だから捨てられて…一人ぼっちになったって」

リヴァイ「…………」

ハンジ「しばらくしてから父親が思い出したようにひとみを引き取ろうとしたけど、奥さんがそれを許さなかったらしい」

リヴァイ「…………それで」

ハンジ「だから……ひとみは日々噛み締めてたし…恨んでたんじゃないかな…浮気で無責任に命をつくること…自分の身をもって体験してきた痛みだから、そのプライドは曲げられない」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……でもひとみはリヴァイが浮気したんじゃないことをちゃんとわかってたし、信じたかった。どうすればいいかわかんなかったんじゃないかな」

リヴァイ「…………」

ハンジ「……私にこの話をした時、
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