リヴァイと大人になる
□同期
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そんなこんなで夕方まで全力でいちゃいちゃしてしまった私達は夕飯の材料を買いに街にある大型スーパーまででてきた
リヴァイ「……お前最近料理はどうしてる」
ひとみ「うーん……帰ると23時とかですし、作れないんでカップラーメンとかお弁当とか買ってます…」
リヴァイ「……くれぐれも一人で料理するな」
ひとみ「……はい……」
リヴァイ「……野菜取らせるか」
先輩は野菜炒めをつくってくれるらしい
私の健康をきづかってくれるのがとてつもなく嬉しい
こうしてお互い社会人になってから二人で夕飯の買い出しをしているとなんだか夫婦みたいだ
そう思って瓶の表示を読み込む先輩の後ろ姿をみてにやにやする
「リヴァイーー!リヴァイくんじゃない?」
何故かめちゃくちゃ可愛い人がリヴァイ先輩にはなしかけてる……
リヴァイ「……またか…」
「嫌な顔しなーい!」
リヴァイ「……プライベートだ。ほっといてくれ」
「こらこら同期は大事にしろって課長にいわれたばっかでしょー?」
ん?同期?
あの人がリヴァイ先輩の同期……?
わたしがぽかんと二人を見てると、リヴァイ先輩がわたしの押してるカートに瓶をいれて「いくぞ」といってきた
「え、うそもしかして彼女⁉リヴァイくん彼女いたんだ⁉」
リヴァイ「……うるさい」
「初めまして!私リヴァイくんの会社の同期のナミです!」
ひとみ「あ…ナミさん……私ひとみです」
「ひとみちゃんね!いつもうちのリヴァイくんがお世話になってますー」
リヴァイ「うるせえよ。介入してくるな。いくぞひとみ」
ひとみ「ぇ、ぁはい」
「本当つれないなー、、ねぇ年下でしょ⁉」
ひとみ「あ…はぃ……」
「やっぱりねー!大学生?リヴァイくんやるー」
ひとみ「ぁ、いえっ、今年から社会人です……」
「じゃあ一個違いか!えーめっちゃ若く見える」
リヴァイ「おい。もういいだろ。あっちにいけ」
「ちぇ、、あ、ひとみちゃん、わたしここからバスで15分くらいのとこに住んでるの!また会うかもだからよろしくね!」
ひとみ「は、はい!よろしくです…」
ナミさん
といっていた彼女は茶髪でめちゃ可愛い人で、身長はリヴァイ先輩とおなじくらいだった
ナミさんはリヴァイ先輩に「明日会社でねー」と告げるとカートをおして別のコーナーにうつっていった
リヴァイ「……悪いな。会社の同期だ。」
ひとみ「ぃぇ、大丈夫です」
リヴァイ「……ち、めんどくせえ」
ひとみ「……面倒くさいですか…?」
リヴァイ「……あいつなんでも言いふらすからな」
ひとみ「あ……」
つまり今日わたしとお買い物してたことだったり、わたしのことだったりだ
リヴァイ「……同期は大体このあたりに住んでるから、、このスーパーは遭遇率が高いんだよ…」
ひとみ「……ごめんなさぃ…わたしおうちで待機してれば良かったですね……」
でかけるまえ先輩が「お前はここでテレビでもみてろ」と言っていたが、私はついてきたいとだだこねてついてきた
先輩が私をおいてこうとしたのはわけがあったのか
わたしがそう言ってしゅん、、としていると先輩がわたしの頭を手の甲でこずいた
リヴァイ「馬鹿。別にお前のこと知られたくないとか、お前のこと恥じてるわけじゃない。」
ひとみ「……でも……」
リヴァイ「……ただ知らるときりなくつついてくるから面倒なだけだ。あとさっきお前をおいてこうとしたのはお前がいるとグミだのアイスだのたかってきそうだからってだけだ。気にするな」
ひとみ「え……それはそれで気にします……(アイス買ってもらおうとしてたのに…」
リヴァイ「…………アイス食いたいのか」
ひとみ「えっっ」
リヴァイ「……顔に書いてあるぞ」
ひとみ「ぁぅ……」