Novel

□見ないで!
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「勝利、大丈夫ですか」


「だ…だい、じょ…ぶ」


ハァハァと肩で息を
している俺。
それもそのはずだ、
コイツと一緒にイった後
結局数え切れない程
奴にイカされ
いつの間にか騎乗位に
なってたり、もう
よくわからない体位で
何回も何回も…

でも中に出されたものは
俺の意識がないときに
綺麗にしてもらった
みたいだった。


「…ぅッ…」

勝利はいきなり口を
押さえた。

「え??…勝利ッ!?」


「何か…気持ち悪い…」

「…ッ!妊娠ですかッ」

コンラートは真剣な顔を
して聞いてくる、
そして、
それじゃあ早く式を
挙げないとマズいな
なんて…

「男同士で
妊娠なんてものは絶対に
あるわけないつーのッ!
そ…じゃなく、て
腰も背中も…痛くて…」

「まぁ初めてがお風呂
でしたからね☆」


しかもコイツのセックスは
激しすぎだ、腰が
立たないじゃないか。
…しょうがないな…

勝利はコンラートに向かって
両手をあげた。

「?勝利?」

「べッ…別に抱っことか
じゃないからなッ!!
アンタのせいで腰が
立たないから…その…」

「あぁ!抱っこですね!」
納得したらしくコンラートは
左の手のひらに
右手の拳をポンと落とす

「だから抱っこじゃねぇ
って言ってんだろ!///」

「…抱っこじゃない…
としたら…あッ!
わかりましたよ勝利!」

1人で悩み1人で解決
したと思えば、
自分の体がフワリと浮く

「お姫様抱っこ…
なんてどうです??」


「結局"抱っこ"じゃ
ねーかぁあぁぁああ!」


この後コンラートに
着替えさせられ、
皆のいる大広間に
お姫様抱っこで
連れて行かれたのは
言うまでもない。




おまけ


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