迷いの物語
□裏切り
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離れていく君の背中を
僕は見送るだけでした。
信じていた者は
大切だと思っていた者は
僕に背を向けるだけで
何一つ
何一つ
僕に対する言葉はありませんでした。
そのとき
初めて知ったのです。
それが君の、最初で最後の『裏切り』だと
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