銀魂2
□口事情(銀新)
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「新八ィちょっとこっちにこいよ〜」
洗いものを終え居間に来た新八を自分の隣に座るように呼んだ。
「何ですか?銀さん」
何の疑いもなく銀時の隣に腰掛ける新八に、銀時は妖笑した。
「キスしよ」
「なっ…」
新八はキョロキョロとし神楽が居ないことを確かめて返事をした。
「そんなこと聞かないで下さいよ」
耳まで赤くさせた新八はそっと目を閉じた。
銀時は新八の眼鏡を外すと新八の唇に吸い付くように上から覆いかぶさった。
なかなか離さない銀時に対し新八は自分の前にある胸板をドンドンと叩いた。
しかしキスの行為がエスカレートしていき銀時の生ぬるい舌が新八の口腔内へと侵入してきた。
「!!!」
新八がいくら爪を立てても離してくれない。
銀時の舌が新八の口を堪能しているとある部分に触れた時新八に痛みが走った。
そして銀時をソファーから蹴り落とした。
「イデデデデ…何すんのー新ちゃん」
「それはこっちのセリフですよ」
新八は涙目になり右頬を両手で押さえていた。
「キスしただけだろ」
「舌を入れたじゃないっすか!!」
「あのな、異国じゃぁ舌まで入れて初めてキスっつーんだよ」
「んなわけあるかァァァ!!!」