銀魂
□ロマンチスト(土新)
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今日は久々に休みが取れたと土方さんから連絡がはいった。
だから僕は急ぎ足で真選組の屯所にむかった。
屯所につくと門番の人に土方さんの部屋まで案内してもらった。
「副長はここにいるよ」
「ありがとうございました!!!」
頭を下げると門番の人はいいって事よ、と告げると門番へと戻った。
自分を落ち着かせるため部屋に入る前に深呼吸をした。
スーッ…ハァーッ
よしッと心でいい襖に手をかけようとした時、スッと襖が開いた。
「何やってんだ」
「ひ、土方さんッ」
「よう、入れよ」
「は、はいッ」
久しぶりに会う恋人に照れてしまい、顔があまり見れなかった。
「久しぶりだなッ」
「そ、そーですね」
「なかなか休みが無くてよォあんまかまってやれなくて悪かった」
「い、いえ」
僕があんまり土方さんから離れていたから土方さん自ら寄ってきた。
「どーした?」
「い、いえ」
「ふっ…変わってねェな」
土方さんがふと笑顔を見せ僕の頭を撫でたから一気に緊張がとけた。
「そんな急に変わりませんよ」
つられて僕も笑顔になった。
「そーだな…お前と一週間会ってないと一年会ってない気になる」
「僕もです」