銀魂
□俺なんかなァ(銀新←タカ)
1ページ/5ページ
ピンポーン
午前10時ごろ誰かが万事屋のチャイムを押した。その音を聞き付け新八は玄関へ向かった。
「はーい…」
新八が玄関のドアをガラガラと開けると目の前には幼なじみのタカチンがいた。
「あっ!?タカチン!!」
「よぉ!遊びにきたぜッ」
タカチンはニコッと笑いかけた。以前新八はタカチンに自分が万事屋で働いてる事を教えいた。
「わぁ嬉しいなァ…上がってよ!!」
「おう、新ちゃんの家誰もいなかったからよォ仕事かなァって思って」
タカチンは草履を脱ぎ部屋へと案内する新八の後をおった。
新八はすぐにお茶を入れにいった。その間タカチンは居間のソファーで待ってもらった。
その時寝室の襖が開き中から銀時が出てきた。その顔はまだ眠そうで頭が覚醒してなかった。
「お待たせ〜お茶だよ」
そして新八も台所から戻ってきた。
「銀さん、起きたんですか」
「んー…」
銀時は目を擦りながらソファーに座っているタカチンを見た。
「ん?」
「どーしたんですか?」
「ちょっ…なんでここにフランスパンのついたネズミがいんの?」
確かに今時珍しいリーゼントで前歯がネズミのようだった。その姿はミスマッチしている。